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コロナと風俗嬢

感想・レビュー
10

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DEE
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効果の検証もしないまま乱発されたコロナ禍の緊急事態宣言。公的な救済もなく、目の敵にされた風俗業界の実情。登場するのはコロナ禍で生き残った人たちだけだけど、自力で生きようとする強かさは凄いと思う。
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takachan
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視点で感想がかなり異なると思う。風俗嬢に限らず、それに関係するスカウトの男性たちもコロナ禍の被害を受けているわけだが、人間ってタフだなぁ、と思った。言い方が悪いけど、焼け太りとしか思えない女性もいた。あと、こういう仕事の歴史、成り立ち、背景から語られている(やや偏りありと思うが)のが良いと思った。 図書館本
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Schogo
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コロナ禍真っ只中の時期に風俗がどのような状態だったかを当事者から聞いた貴重な文献です。コロナ禍だけではなく、貧困やそれでも生きなければならない人たちの苦闘が生々しく語られています。
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じゅん
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男性にとって風俗嬢は女神のような存在だけど、影の部分では過去に艱難辛苦を重ねてきている。それに輪をかけてコロナ禍。そんな風俗嬢を追ったのが本書は、デリヘル嬢・吉原・ススキノ・伊香保温泉・天王新地と梅田の5章で構成。人類最古の職業の娼婦は、オリンピックの欺瞞性の中で行政に頼ることなく、丸裸の我が身を売って強かに生きている強い存在。男の体液と香水の匂いが入り混じった部屋でも明日を夢見る希望の空間。天王新地にはいつか行ってみたい。"廃娼県“という条例の存在を初めて知った。
0255文字
黒頭巾ちゃん
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▼風俗嬢になるのは、低学歴、離婚、貧困、DV▼コロナで客が減り生活がままならなくなる。アプリでパパ活する高校生もいる▼コロナじゃなきゃ3桁は稼げた。ホストに遣うケース多い▼シングルマザーに国は冷たいから風俗で稼ぐしかない
0255文字
Sora
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臭い物に蓋をするかのように口をつぐむのではなく、『そして誰もいなくなった』のエミリー・ブレントのように自分だけが正しいと思い込んで裁くのでもなく、まずは受け止める。 モラルや一般常識を持ち出す前に、実際に生計を立てている人がいる事実を受け止める。 そうでなければ向き合えないと感じました。
Sora

自分の目で見ることなく、自分の耳で聞くことなく、自分の心で悟ることなければ、何が問題かわからない。

09/15 16:11
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funkypunkyempty
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★★★★
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パトラッシュ
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風俗がセーフティーネットだった女性がコロナで追い詰められる話はいろいろ読んできたが、機能不全の家族やDV夫に苦しめられる妻など弱者ほどしわ寄せが強まっている現実を改めて突きつけられた。肉体を売る女たちの周辺に生きる風俗店経営者やスカウト、花屋にパパ活少女らもまた、生きるため必死にあがいている。他者を支配したり快楽に溺れるのをやめられない人の業こそが、あらゆる悪夢の原因なのだ。どんな宗教や教育や道徳も愚かさを矯正できず、悲惨さを再生産し続けると思うとやり切れない。人間性悪説こそ正しいと説得させられた気分だ。
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やいっち
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「新型コロナウイルスが猛威を振るう中、 「感染ルート」として指弾されたのが日本各地の繁華街、そして風俗業界だった。職と当座のお金を求める弱者の最終セーフティネットという側面もある。風俗の世界に生きる人々は、かつてない危機とどう向き合ったのか。吉原、鶯谷、ススキノ、伊香保温泉、梅田、飛田新地、天王新地をめぐり、ソープ嬢やデリヘル嬢、風俗店経営者、スカウトマンたちの「いま」に迫るコロナ禍2年のドキュメント。」介護や医療や風俗でギリギリ頑張る女性たち。筆者の関心なのか、家族などの借金を肩代わりする女性が目立つ。
やいっち

それにしても、女性に子供を押し付けて知らん顔の男性の多いこと。そういった奴の子供が増えて、同じことをその子が繰り返す……ことのないことを願うばかりだ。

03/02 01:35
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marine
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とっても現実でリアル。さすがノンフィクション。知らない場所や言葉の数々。女性は結局いつまでたっても男性に支配され続けるんだな。それは武器にはなるようでならない。うーん。打開策は見つけられずの世の中って・・・
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