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SOUL EYES <矢代俊一シリーズ14>(Kindle版)

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くたくた
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【毒を喰らわば皿まで】企画14 『トゥオネラの白鳥』までの展開には合理性があるのか検証する。写真家渥美の陵辱行為で心身共に傷ついてPTSDが再発し、A-SEXが不能となった俊一が、先日自分を助けて介抱してくれた透の自宅を訪れ、元高級男娼のテクを駆使したSEXカウンセリングを施してもらう。一巻から通しで読んで、英二、金井、透とSEXシーンを書き分けている薫サンは流石だ、との結論に達した。透のSEXシーンの描写は美しいと思う。結局これが栗本薫の本領なんだろうなあ。ここまでのところでは、まだ透は登場したばかり。
くたくた

透は島津を失ったばかりで、島津の残したマンションに引きこもり状態。寂しさのあまり、島さんの後追いで自殺したいとも考えるが、”良を待っていなければ”と、孤独な時間を耐えている。透が“出所してきた良に捨てられて” ”俊一の愛人になって” ”良は天才じゃなかった” と毒を吐くようになるのは、今後の続刊の発行を待たないといけないようだ。と、いうわけで『トゥオネラの白鳥』までの展開に合理性があるのかどうかの検証は、今回は未達となった。

07/17 14:11
くたくた

私的総評。①思う存分SEXと活劇を描いているためか、脳内垂れ流しぐだぐだモードが相対的に減って非常に読みやすくスピーディー。同時期の商業出版本より遥かに面白い。②俊一と英二、金井の泥沼三角関係は、5巻ぐらいまでは目も当てられないくらい身勝手で酷いと感じるが、以降読んでる方も慣らされてしまい、なんとなく納得させられてしまう。英二が「家族」、金井が「愛人」かつ英二が金井を男として尊敬し、金井が英二をやはり男として一目置く状態となり、なんとなく一妻多夫的に安定。③ところどころ思慮の浅い表現や展開が散見される。

07/17 15:11
0255文字
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