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泣いた分だけ笑わしたる

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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読友さんのレビューより。岡八朗がアルコール依存症だったとは露知らず。これまでテレビに出ていた人の姿が見えなくなっても気にならないものなのですね。サバイブできたからこそその体験を他者は知ることができる。本人と苦労を共にしたというかかけられた娘さんの話が交互の構成は早く先を知りたいという気持ちにさせられ、お二人が乗り越えてきた日々の重みが伝わりました。娘さんがゴスペルと出会い内省を深めることによって至った境地、”神様”の言葉が人を救った幸せな例でしょう。まさにACを体現した裕子さん、手を差し伸べる側にとって→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

→参考になる、再現性のある稀有な事例と感じました。

04/06 18:38
0255文字
ネギっ子gen
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03年1月30日放映のNHK『にんげんドキュメント』で、多くの視聴者を感涙の渦に巻き込んだ「奥目の八ちゃん」の人生は苛酷なものだった――。気が弱いがゆえ酒に溺れた挙句の、リストラ解雇。不幸は仲間連れでやってくる――妻の自殺、長男の死、胃癌、脳挫傷などなど。どん底を味わった父親の、人生と本気で闘う姿を知って、娘は思った――。「もう一度、父を舞台に」。 アルコール依存症から脱出した吉本新喜劇の元看板役者・(再起を期し、岡八郎から改名し)岡八朗の奮闘記。父と娘の愛情、家族の絆を描いたドキュメンタリーエッセイ。⇒
ネギっ子gen

裕子は頭が混乱しながらも……、<わたしは、いったい何者なのか?>を考えるようになる――。<そもそもニューヨークに来たのは、ある意味、自分を見つめ直す時間が必要だと思ったからだ/小さい頃のわたしは、母や親類など人前で面白いことを言ったり、したりするのが大好きな子だった。だけど、お笑い芸人の娘として“面白い子”を期待されるのが嫌で“いい子”を演じてきた/なのに、男性に対して求めるものは正反対だった。わたしは誠実なひとではなく、“危険な男”に惹かれ続けた。危険な男とは、嗜癖行動のある男や、既婚者だ>。わかる……

03/26 03:41
ネギっ子gen

<アルコール依存症に陥って17年が経ち、ぼくはようやく自分を少し取り戻せたという実感がわいてきました/ふだんの市岡輝夫は、気の小さい、怖がりな男です。それを隠すために、ひとに偉そうにしてきました。家でもそうでした。舞台に飛び出す前もそうでした。そして酒を飲みました。「八ちゃん、無茶苦茶おもろいなあ」「飲んでる八ちゃんはおもろいなあ」「八ちゃんは飲んだら調子が出るんや」/みんなそう言って、ぼくに飲め飲めとはやしました。でも、それは昔の話>。新しい岡八朗は、緊張や不安を酒で逃げず、勇気で乗り越えていくのです!

03/26 03:43
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0255文字
不易流行
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図書館本を再読。人間、いい時ほど気をつけなければならないなと感じました。友人がよく口にする「魔は天界にすむ」を思い出します。あれほど愛した奥様を自殺に追い込むなんて、男とは身勝手な存在なのかもしれません。岡八朗さんのご冥福を祈りつつ、私自身に残された人生を無駄にせず、大切にしようと思います▽大阪ローカルですが、人気絶頂の頃の吉本のメンバーのお名前を拝見して、ものすごく懐かしい気持ちになりました▽愛飲家の皆様、お酒は飲んでもいいけど、飲まれないように気をつけてください。
0255文字
スパイク
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ネタバレ『スキがあったら、かかって来んかい!』と強がる岡八郎さん、傍目にはギャグでしかないが、ほんとにスキだらけなのに強がって生きてきたんですね。でもって、市岡裕子さん。(大好きなジーナガーションにちょっと似てる。)It is Okay as you are!素晴らしい。アル中の私は、もうたまらん・・・(涙)。
スパイク

●メモのためネタバレ注意● あなたは今日、自分のためになにかよいことしたの?(P.200)

04/25 18:04
0255文字
kera1019
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お笑い芸人として成功した裏側には、心の弱さから飲酒、連続飲酒、ブラックアウト、幻覚、脳の萎縮、スリップ、それに加えて妻の自殺、リストラ、胃ガン、長男の死、脳挫傷とアルコールによる支配から逃れる事が出来ず、ドン底まで経験して「このまま生きてても、ええことあらへん。どうせまた一人ぼっちや」という気持ちになるのは仕方ないと思う。飲酒のコントロールが出来ない病気として、家族の病気として依存症から立ち直るのには本人は勿論の事、周りの支えが大切という事がよく分かります。岡八朗とオール巨人の師弟愛に涙ちょちょぎれました
0255文字
kinkin
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芸人さんの私生活、それは本当の自分の姿を現す場所であること。悩みや家族もあり何ら一般の人と変わることはない。プレッシャーから呑み始めたお酒の影響か、次第に家庭も崩壊していく。そして妻の自殺、長男の病死、 再婚、胃がん、脳挫傷そしてまた離婚。アルコール依存と共に多くの苦難がやってくる。それを支える娘と岡八朗自身の二人が書いた振り返りが、興味深く読むことが出来た。人として障害を乗り越えて生きることの大変さも感じた。
0255文字
不易流行
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舞台上での華やかさの陰では、波乱万丈の人生があったのですね。最愛の奥様や息子さんの死、ご自身の病、等々…。テレビで楽しませてもらったのは、まだ小学生の頃でした。ありがとうございました。お疲れさまでした。天国でも周囲の人を笑いの渦に巻き込んでおられることでしょう。 合掌
0255文字
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