形式:単行本
出版社:マガジンハウス
→参考になる、再現性のある稀有な事例と感じました。
相互→交互
裕子は頭が混乱しながらも……、<わたしは、いったい何者なのか?>を考えるようになる――。<そもそもニューヨークに来たのは、ある意味、自分を見つめ直す時間が必要だと思ったからだ/小さい頃のわたしは、母や親類など人前で面白いことを言ったり、したりするのが大好きな子だった。だけど、お笑い芸人の娘として“面白い子”を期待されるのが嫌で“いい子”を演じてきた/なのに、男性に対して求めるものは正反対だった。わたしは誠実なひとではなく、“危険な男”に惹かれ続けた。危険な男とは、嗜癖行動のある男や、既婚者だ>。わかる……
<アルコール依存症に陥って17年が経ち、ぼくはようやく自分を少し取り戻せたという実感がわいてきました/ふだんの市岡輝夫は、気の小さい、怖がりな男です。それを隠すために、ひとに偉そうにしてきました。家でもそうでした。舞台に飛び出す前もそうでした。そして酒を飲みました。「八ちゃん、無茶苦茶おもろいなあ」「飲んでる八ちゃんはおもろいなあ」「八ちゃんは飲んだら調子が出るんや」/みんなそう言って、ぼくに飲め飲めとはやしました。でも、それは昔の話>。新しい岡八朗は、緊張や不安を酒で逃げず、勇気で乗り越えていくのです!
●メモのためネタバレ注意● あなたは今日、自分のためになにかよいことしたの?(P.200)
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