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地球の論点 ―― 現実的な環境主義者のマニフェスト

感想・レビュー
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Kei
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* 小学校の時にこういう本よく読んでいたと思った。 * すべてはガーデンの手入れ次第。 * 管理次第。 * 無作為に環境を壊してきてしまっていて、さまざまなものが絶滅しているが、 * 似非科学などを信じず、ファクトチェックをして、良いものを判断する・本質を見極められるようにしたいと思った。
Kei

* 知らないから怖い、聞く限り怖いというだけで物事を拒否するとなると、良くない結果ばかりが起きる。 * 科学はよく政治の道具とされてきたというのは悲しい話。 * 物事を知って、時間をかければかけるほど、自分のPerspectiveが変えられなくなるというのもありそうで、悲しい話。 * 「環境運動はこれまで、テクノロジーがもたらした悪い面に焦点を当 て て き て 、 テ ク ノ ロ ジ ー が こ れ ま で 達成できていない、 いい面を見過ごしている」 * これはすごく感じる。

04/25 13:34
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akon
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はやたろう
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10年以上前の著。地球環境の行く末を様々な視点から分析。地球温暖化でどうなったのか、どのような対策があるかを論じている。その中で地球工学という分野での方策は、二酸化炭素を大きく減らすことはできないが、日射量を削減して気温上昇を抑え込むなど、興味深い。それから10年大っぴらには何もされていないのか。そうした最終手段を持っているのは心強いが、思惑通りに成功するのか、取り返しのつかない事態になるのか。また、原子力エネルギーを期待するトーンで書かれているが、福島があって大きく変わっているのは間違いない。
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カエル子
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『自然って何だろうか』からの抜粋1冊目。日本語訳出版はタイミングが悪すぎたとしか言いようがないが、10年以上経って“原子力発電に絡む4つの問題は「デザイン」が握っている”なる記述があることに驚きを隠せない。都市も原子力も遺伝子工学も「グリーン」で「クリーン」で人類が地球温暖化に対峙するための強力な武器になり得る。と、本書にかんたんに影響を受けてしまうのもアレですが、「主張は変えて良いし、手に入る情報やデータにより変わって然るべき」と考えるのが妥当で、著者のメッセージも実はここにある気がした。
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KakeruA
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2007年{国内は2011年)の書籍のため、今読むと少し古さを感じる。冗長的で引用が多いので読みづらいことこの上ないが、論点はシンプルなので読み方次第。要するに、より効率的な社会システムの実装を、エネルギーやバイオ、都市政策のなかでおこなおうと本書は主張する。グリーンな政策が非効率でより負荷の高いものだと転向した活動家の声が多数収録されている。一方で非-人間的なものや速いスピードを望まないものたちの声はどこまで収録されているのか。加速主義的な主張にどうも馴染めなかった。
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碧雲-  lukeminen
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「若き日のスティーブ・ジョブズが熱狂して読んだ伝説の雑誌 ホール・アース・カタログ発行人が描く、地球の「グランドデザイン」。独自の理論と哲学で俯瞰して読み解く。」「環境保護団体は「お気持ち」で地球にダメージを与えている?」・・・などなど、思想的な偏向が土台になった資料のような気がした。読後、ザワザワ。
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人生ゴルディアス
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左派の大聖堂ホール・アース・カタログの発行人が、理詰めの果てに原発推進派になった結果記した本、という記述を見かけて読んでみたが、それは明らかに言いすぎな感じだった。また、原発推進については、ほかに手段がないから仕方なく…という感じではなく、いつもの西海岸らしい技術崇拝でした。とはいえ現在主流の軽水炉が技術的に優れているから選ばれているわけではない等、一度原発についても調べたいと思う。なお本書内に「この先原発で大きな事故があれば、それが業界にとどめを刺すだろう」とあって、その通りになっています。
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あかない
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スティーブジョブズの「stay hungry stay foolish」から。リベラルな環境主義者の視点。福島の事故が起きてからも、原子力に対して同じ意見を持っているのだろうか。遺伝子組み換え、都市化の有効性。簡単に流し読み。
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doji
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いろいろ考え込んでしまった本だった。元WIREDの若林恵さんの文章でブランドが原発支持ということを知ったのだけれど、冒頭の神のように振る舞い、うまくやる、という言葉からも、ハッカー的な技術信仰が色濃い一冊だと思う。たしかに、オールオアナッシング議論になりがちなグリーン思想には首肯しかねるけれども、なによりフクシマを知ってしまったあとでは、完全に無人運転可能な技術が実現可能じゃないかぎり、どうしても著者ほど原発支持には読後もなれなかった。日本語版が出たのが2011年夏、なんの言及もないのは如何なものか。
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qbc
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インポート
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tu-ta
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図書館で「地球の論点 現実的な環境主義者のマニフェスト」を斜め読み。 (読んだというのは申し訳ない程度の数分間)著者は「ホール・アース・カタログ」という雑誌を創刊した編集者。ポジティブ・フィードバックなどの環境ののっぴきならない危機が語られると同時に、原子力の有効活用もかなりのページを割いて主張。チェルノブイリの被害も、そんなに大きいものではなかったという主張なので、福島についても同様の主張がなされるのだろう。
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Umoga
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地球レベルで人類が直面している危機、課題について考えるためのガイドブック。ブランドさんは原発や遺伝子組み換え食品に賛成の立場なのでその観点からの紹介本が多い。彼の目指す未来の地球に関する論述からは、銀河帝国の主星トランターを思い起こさずにいられなかった。
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Umoga
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21世紀版ホールアースガイド
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むとうさん
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2012年の締めに。副題の通りで、所謂単細胞的な(と私は呼んでいる)環境保護論とは一線を画す。いや、アメリカではこの路線が主流なのかな?日本で環境保護論というと基本的には「自然に帰れ」論だと思う。でも著者は遺伝子組み換えから都市化まで推奨していく。科学の力を信じているからできる主張だ。アメリカの場合は宗教的な文脈で環境を語る人が多い、というのはあるのかもしれない(特に、生命倫理・遺伝子系)原発も積極推進の立場だったが、さて福島の事故があった今著者がこの本を書いたらどのような議論になっただろう?
むとうさん

訳書でこの厚さ+濃さで2200円というのはかなりお手ごろ感のある価格設定。英治出版の本はこれに限らず比較的安い印象。ここは「ブックファンド」なるシステムを独自に持っているらしく、その辺が安さの秘訣なんだろうか?(本筋とは全く関係のないコメントである!)

12/31 21:49
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Takeshi Fukuda
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凄かった。地球規模の生命~原発、環境問題。 結局、人間は地球に生かされている!これからも創意工夫が必要!
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Takumi Ishikawa
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スティーブ・ジョブズ「Stay hungry, Stay foolish.」という言葉を生み出した環境派の著者が、都市化や原発、遺伝子組み換え食品を肯定する立場となったことに驚く。現 今世紀の半ばに都市人口は8割を超える。都市は改革を促進する。人類史上最もグリーンな存在になるかもしれない。 世界的都市化は、人口爆発を抑制する効果を持つ。「どの文化圏でも同じようだが、不思議な現象がある。女性が経済的に自立すると、同じ人類仲間を増やそうとしなくなる」遺伝学者ウィリアム・ヘイゼルタイン 「環境運動家が原子力を敬
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naruo_homewood
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人類が直面している地球規模の問題に対して多角的に分析して著者なりの考え方を具体的に示したスゴイ本です。「原発」「遺伝子組み換え」など、一般的には否定されていることに対して、事実から「何が最適なのか?」の観点で考えており、感情的な偏見に捕らわれていないのです。現実社会でも、彼のような考え方ができる政治家が現れてきて欲しいものです。
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st
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「読んだ」と言うか、途中でリタイア。「論点」に対する、提案・論拠・表現などが気にいらず苛々。特にフクシマ以前に書かれた原発に関する内容はもはや・・・って感じです。
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zirou1984
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スティーブ・ジョブズがスピーチで引用したことで一躍有名となった「Stay hungry, Stay foolish.」という言葉。しかしこの言葉を生み出したのはこの本の著者である環境活動家・スチュアート・ブランドであることはどれだけ知られているだろうか。そして、著者は本書では遺伝子組み換え食品や原子力発電を肯定しているという事実をどのように受け止めるだろうか。もちろん著者はやみくもに転向した訳ではなく、確固たる信念は少しも揺らいでいない。まずは、その思考のプロセスと現実認識の共有から始めてみるとしよう。
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阿蘇久住
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著者のスチュアート・ブランド氏は徹底した合理的環境思想で、大都市も原発も遺伝子組み換え作物も肯定する。例えば、大都市に人が集中することで郊外の人口が減って環境負荷が小さくなる。害虫に耐性のある種の作物は農薬による農家や環境の被害を低減する等。現実はそんなに設計図通りに行かないわけだが、様々な思想や立場の人でも興味を持って読める内容だと思う。著者は反原発から原発推進に転身したそうだが、原書は2009年10月発行なので、福島原発事故以降の氏の所見はどうなのか、ちと知りたい気もする。
阿蘇久住

訳本は2011年6月20日発行にも拘らず、訳者あとがきにも福島のことに一切触れておらず、ここは不自然な印象。

02/17 23:26
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Hideo Tsubaki
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衝撃的だった。たまたま手に取っただけの本が何年も抱いていた疑問に答えてくれた。科学は真理と進歩を第一義としているのではないか。ではなぜ、最先端科学が非難され続けるのか。環境への影響を軸に原子力発電・遺伝子組み替え・都市化といったものを、豊富な資料を基に理論立てて説明されている。さらに現在取り組まれている活動や科学技術に関しても説明している。参考資料にまで目を通したくなるような素晴らしい作品だった。引き続き調査してみたい。
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わたがしはかせ
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★★★★☆ 都市化/人口変化/原子力/遺伝子組換/気候変動と炭素固定、など大きなテーマを広範囲に網羅する良書。各トピックは書ききれていないのでこの本を軸に読書を広げる必要あり。原子力と遺伝子組換はホットトピックでもあるのですぐにでも掘り下げたい。
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キミ兄
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「stay hungry, stay foolish」で有名なWhole earth catalog編集者による地球環境論。原発、遺伝子操作に肯定的。☆☆☆☆。
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hippos
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根底にあるのは「気候変動」をなんとかしないとということかな?それではわかるんだけど原子力の章は日本の今の状況を考えれば賛成できない。あまりに楽観的すぎるのじゃないかな。 それでも、「私たちがまず慎重に油断なく取り組む必要があるのは、バイアスがかかっていないかどうかの確認作業だ。ー現代の論理と整合性があるか、私たちの視点にそぐわないところがないかなどだ。それらを見抜くためには、自己研鑽を積まなければならない。」とかやっぱりヒカる文章も多く、二読三読して理解を深める必要がありそうな本。
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