諫山 創先生はたしかにプロの漫画家として絵は上手いほうではないですし、画力が上がるのも普通の漫画家さんでしたら大体3巻目辺りから一気に画力が上がったり早い方でしたら1巻目の終盤辺りで絵が上手くなる方もいますが、諫山創先生絵が上手くなるのに月刊連載のこの作品で10巻目、約3年以上掛かってようやく絵が上手くなってきます。ですが、元々絵がそれほど上手くなかった事が逆に巨人の歪感、もっさりとした巨体、グロテスクな表現をよりショッキングに描く事に成功していて作者さんの描く作品選びが凄い上手いですし、
10巻目からの画力が上がってからはよく連載雑誌でカラーページだったところを単行本化する際に白黒にした、みたいなカラーページを白黒ページとして描いたような独自の絵の質で画力がかなり高い漫画家になられます。本当に凄い方ですし、是非その絵が上手くなる10巻目以降まで読まれてみてください。
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