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死のある風景 (創元推理文庫 M あ 3-6)

感想・レビュー
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Aya Murakami
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ツイッターで知って、アマゾンで購入した本。 阿蘇山の火口に身投げした姉の真佐子。阿蘇の火口に飛び込んで焼け死ぬのかなぁ???多分実際は火山性ガスで中毒死か推定70度の火口湖で釜茹で死だと思います。実は他殺なのかなぁとおもって読み進めたらこちらは自殺でした。ただしコレを皮切りに連鎖殺人がおきるのですが…。 1965年の小説ですがこのころにすでに美容整形が存在したのですね。これが物語にどうかかわってくるのかは…ネタバレになるので自分で読んでみてください。
のぎま

気になったので調べてみました。阿蘇山は結構活発な活火山で、1950年代から70年代にかけて毎年のように噴火しており、中でも1965年は大規模で年内ずっと活発だったようです。確かに、焼け死ぬ前に「火山性ガスで酸欠か熱風で気道や肺の粘膜が焼け爛れて窒息」しそうです。

02/17 10:23
Aya Murakami

コメントありがとうございます。 うーん…。調べてもらった情報からすると身投げする以前に立ち入り禁止になっていそうですね。阿蘇は小6の時に家族旅行で行ってきました。ついでに雲仙も…。情報ありがとうございます。

02/17 17:22
0255文字
Kom
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ネタバレ麻耶雄嵩の解説に納得。鬼貫の唐突な登場や共犯への違和感を綺麗に説明してくれていた。そのあたりは気になるが、ガムの下りやトリックなどは良かった。
0255文字
xuehuabing
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こちらも一見なんの関係もなさそうなふたつの事件がつながっていくのだが、構成がわかりにくいのが難点。電報を使ったトリックに時代を感じる。
0255文字
天乃かぐち。
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家族の旧式本から抜擢したもの。本格的なミステリで、大変楽しませて頂きました。本書は流石文章が巧みでした。
0255文字
Washoe Takumi
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“たずねて廻った質屋は、もう十軒になろうとしていた。空は低く、暗い。話の合間に、重たく圧するような波の音が聞こえつづけた。だされた渋茶を口にふくむとき、ガイシャはいまごろ焼かれている時分だなと思い、遺族待合室にぽつんと坐って焦点の定まらぬうつろな目を壁に投げかけている百済木の顔を想像してみたりした。波の音は、医師の耳もとでも鳴りつづけているに違いなかった。”
0255文字
きききりん
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ネタバレアリバイトリックを少しの瑕疵から暴く鬼貫警部の推理の章は圧巻で良い。伴や丹那の捜査も丁寧に書かれている。なのでどうして真佐子と幸彦がラストを〆ないといけないのか納得いかない。真佐子が竹田を上から目線で扱っていたり、幸彦の感情的で暴力を振るうな性格も好きになれない。時代の違いで女性蔑視な表現が多く、人間描写を丁寧に書き過ぎているのでは?他の鬼貫物では感じなかったのに。鮎川氏の創作ノートはホモに対する考え方が古いが全体的にユーモアのある表現で面白かった。麻耶氏の解説が読後の違和感を説明してくれてホッとした。
0255文字
coco夏ko10角
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ネタバレ鬼貫警部シリーズ。阿蘇山での自殺と金沢での殺人事件がつながっていくのにワクワク。この医師「処女じゃなかったから」という理由で婚約解消するくらいその点に関して潔癖なのに、次に婚約したのが高校時代から付き合ってて婚約までした相手がいた20代半ばの女性…こりゃ怪しいわ。しかし姉ちゃんなにもその日に自殺しなくても…。麻耶雄嵩さんの解説もいい。
0255文字
岸田解
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ネタバレ麻耶雄嵩の解説にある“恰幅がいい”と云う言葉に、我が意を得たり!と思わず膝を打った。犯人がミスなく完璧に計画を遂行していたら……と云うifについての考察も流石であった。
0255文字
ミリアーデ
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昔ながらの推理小説。時刻表とか苦手で読むのが止まりがちになりながらも、なんとか。。話の肉付けがたっぷりとあり、楽しく読みやすかったけど、今はシンプルなものの方が性に合ってたかな。それでも、肝心のトリックは、さすが。急に、謎が解けた!ってなってからあとで説明されるんじゃなくて、解いていく思考に添って話が進んでいくのが、逆に新鮮だった。
0255文字
雪乃
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【図書館本】シリーズ8作目。面白かった。
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ニライカナイ
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かつて火サスで放送されていた「刑事・鬼貫八郎」シリーズが好きで、youtubeに落ちているのをたまに観たりする。そんなことで、鮎川作品を映像ではなく文字で読んでみたいと思い図書館で借りてみた。本作は1965年発刊(1953年ごろの設定かな)といことで、トリックも現代とは違った味わいで読むことができた。続けて何作か読んでみたいと思う。
中原れい

鬼貫八郎シリーズ!警部のキャラクターが全く違いますが大丈夫だったようですね、是非お続けください^^

09/16 17:36
0255文字
W-G
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個人的にはとても好きな作品。ただし粗が目立つのも事実。真佐子の自殺が、なぜあえて妹の誕生日で、しかも阿蘇まで出向いてのものだったのかは、かなり微妙な説明。ただ、初めて読んだ時は、そこの意外性を素直に楽しめて、そこら辺がハッキリしてから一気に面白く感じたのを覚えている。美知子と姉の元フィアンセの中途半端なロマンスがなんの意味もないものだったり、鬼貫の存在意義が薄かったり、余分な贅肉がタップリついているのに、鮎川作品の中でも読みやすい方。麻耶雄嵩の解説がマニアックなくらい正鵠を射ている。
Aya Murakami

こんばんは。 なぜ阿蘇まで出向いたか?たしかに説明不足でしたね。東京付近関東方面では手頃な活火山(浅間山とか三原山とか)がたくさんありそうなのですが。

02/23 20:17
W-G

Aya Murakamiさんコメントありがとうございます!鮎川作品の中では割と派手な事件で好きなんですよこの作品^^

02/23 21:30
0255文字
犬こ
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1965年の時刻表・推理小説。電報を打った時間、場所などによる足掛かりは、昭和30年代のその時代を映しています。今読むと時間移動の追跡は古く感じるのだけれども、人間描写は現代とあまり変わらず、文章の上手さは秀逸です、やはり。
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かな(^^)よ
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☆4.0
0255文字
後ろのお兄さん
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不可能犯罪が起きて、捜査を続けて、それが解決できそうな糸口がみつかって、それが否定され、また振り出しに戻る。それを繰り返すのが鮎川哲也の長編の醍醐味だと思うんですけど、そういう意味ではこの小説は典型でした。 あとは、昭和30年代の社会の空気みたいなものが面白かったです。阿蘇も金沢も仙台も遠かったんだろうなぁ。
0255文字
takeshi3017
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二つの事件のアリバイ崩しがあって両方とも質が高いトリックを使っている。
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クイーン
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微妙だった。やっぱり鮎川哲也は合わない。
0255文字
Taro
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面白かったです。鮎川作品は本当に良いですね。鬼貫と丹那ペアが別々に動くのはちょっと残念ですが、地道な作り込みを想像させる作品で、重量感があって好きな作品です。トリックも一流で読後の爽快感が良いですね。
0255文字
eviz
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地味な印象を持っていたが面白かった。特に第2の事件のトリックは感心した。
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ホームズ
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今回はあまりにも鬼貫警部の登場が少なすぎるでしょう(笑)しかし色んな事件が繋がっていく感じが良いですね~(笑)でも自殺の理由が・・・。ちょっと現代の感覚では理解しにくいですね~(笑)全体的に女性に関する部分が古すぎる(笑)昭和初期過ぎ(笑)やっぱり鬼貫警部シリーズは良いですね(笑)
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kanamori
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☆☆☆
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nbnra
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鮎哲らしく安心して読める作品。鬼貫警部の出番が少ないのが残念。
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IamG
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鮎川さんは、小説として本格を読まる力を持っている。鬼貫警部の出番、やけに少ないな……
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青縁眼鏡
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クロフツ、クイーン、ヴァン・ダインとの類似点がしばしば語られるが、このねちっこさはソーンダイク博士と似ている気がする。
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ヤスダサダーキ
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複数の事件が、それぞれの警察の視点で捜査される書き方は読む側としてわかりにくい部分がある。しかし、それら個々の事件の真相が絡み合う様、鬼貫警部の名推理が冴える最終局面は流石。地味だが筆力に物を言わせた鮎川の手法は高評価。
0255文字
ホームズ
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鬼貫警部シリーズ
0255文字
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