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わたしたちの「無言館」

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nekonekoaki
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戦没画学生慰霊美術館「無言館」の展示作品の一部で24点が掲載されています。家族の肖像画やふるさとの風景が多く描かれたようです。戦地から届いた絵手紙には、現地の風景や人物の様子が活き活きとカラフルに伝えられており、受け取った方の喜びはひとしおであったと思います。60年の時を経てカンバスのあちこちから絵の具が剥がれ落ちている絵の中で、編み物をする妹さんの表情は当時と全く変わっておらず、それがかえって痛々しく感じられました。作者自らが遺族に会って聞き書きした文章がとてもリアルです。2012年4月30日初版発行。
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まな
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無言館を訪れてみたくなった。紹介されている作品が制作されてから70年以上経った今もなお、世界のどこかで戦争によって多くの命が、さまざまな生活が、生き方が、景色が奪われている現実に怒りを覚えます。
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あられ
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絵に込められたものはいかばかりのものなのか、語られることのない思い……戦争はいけない 薄い冊子だが、伝わるものの重さに身が引き締まる
0255文字
ゆうちぃ
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戦争しちゃダメと、理想や上っ面で言うんじゃなく、心から願わず叫ばずにはいられない。作者の多くが20代30代前半。どんな気持ちで描いたのか、と思うと、胸締め付けられて、たまらなく苦しくなる。 いつかこの長野県上田市にある「無言館」いかねば。平和って、当たり前にあるんじゃない。
0255文字
yasuko
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無言館とは戦争で亡くなった画学生さんの作品を展示している美術館。そんな美術館があることをこの本で初めて知った。戦争では多くの才能が無残に失われていったんだと痛感させられる。
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猫武炸成
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デザイン/鈴木美緒
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SK
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183*見たことがない作品が掲載されていたので、その点は良い。ただ、『小柏さんが最後につくったのは 「天女の像」 きっと 空をとんで日本に帰ってきたかったんだ』とか、『小ジカの可愛い眼が 絵描きさんになれなかった博さんの 悲しみを あらわしている』とか、勝手に過剰な意味づけをし過ぎている。
0255文字
ゆー
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普通の生活や会話を感じさせる文章が、唐突に「死んじゃった」につながるところにこの時代の命の軽さを感じる。あばあちゃんの絵と、そのおばあちゃんの「待ってるからもどっておいで」という言葉にしばし見入った。 ★★★★☆
0255文字
pasta
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 本当にこれだけの才能が…普通に生きていればどんなに素敵な絵が生まれたでしょうね。勿論、全ての人に当てはまるのでしょうが。無言館の本は他にも色々あるのですが、今回の本は見開きで作品がどーんと載っていて、文章も簡潔なので、読むというより感じ取ることができる点が特徴かなと思います。
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anne@灯れ松明の火
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新刊コーナーで。今春、訪ねた無言館。若くして戦争で亡くなった学生たちの美術品を展示している。これは、その展示品を紹介したガイド本。あの時の胸の痛み、切なさを思い出す。信州上田、なかなか現地まで訪れることができない方には、ぜひこの本を手に取ってほしい。後書きから「『戦争』という歴史が多くの若者たちから『自分を表現する歓び』ひいては『人を愛する歓び』を奪っていった事実を、私たちは忘れてはならない」「絵は愛するものしか描けない」
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