形式:ライトノベル
出版社:アスキー・メディアワークス
人生をオタク方向に再度変えた作品なので、それが良かったのかどうかはわからんがw 今回改めて読もうと思ったのは、こないだ見てた天久鷹央シリーズの主人公の鷹央が本作の大河に激似だったからだ。主人公どころか主要人物が似てたので懐かしく手にとった。もしかして参考にされたのではwとはいってもルーツかどうかはわからない。なぜならばこの当時似たような展開は多々あったのでwこの作品、小説も良いがアニメも最高に良い。アニメは長井龍雪、岡田麿里、田中将賀という今をトキメク黄金トリオが制作しているので超オススメ
制作陣をいってもピンとこないかもだけど、長井さんは「とある科学の超電磁砲」「あの花」とかヒット作の監督で、岡田さんは「鉄血のオルフェンズ」とかの脚本家、田中さんは「君の名は。」とかのキャラデザ。最近は三人で映画とかも作っている。大体面白い作品が多い。俺の記憶があってるかはアレだが、とりあえず間違いない人たちが作ってるので何度でも推したい。
そう、もう恋愛的な好きを通り越して愛の領域まで踏み込んでるんだよな。大河が個人的に好きなタイプだということを抜きにしても、一巻の段階でこの感覚はヤバいなぁ。
細やかな感情の揺れを表現した繊細さ、この2つを両立した文章は素晴らしく、読んでいて飽きないです。そしてヒロインの逢坂大河、改めて見ても当時流行っていた暴力系ツンデレの中でも異彩を放つレベルの強烈さで、ドジとか超越し無茶苦茶過ぎる、本来この手のタイプは苦手なんですけど不思議と大河は憎めないんですよね、それは偏に彼女が理不尽なだけでなく不器用で真っ直ぐだからなんだと思います。主人公の竜児も好感が持て、北村、櫛枝と脇を彩るキャラも魅力的。この大傑作、読んでない人は是非。
ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/06/03/210000
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