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震える牛 (小学館文庫)

感想・レビュー
1651

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とことこ
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実際にあった話を元に書かれている部分があるんだろうなと感じたけれど、警察目線の小説には、どうにも入り込めなくて、別の本を読みながら、なんとか読み切った。食品偽装の問題。そこは、良かったけど。リアリティさに欠けるというか、なんというか、、、だった。
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カラヤ3
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肉加工の闇を舞台に、二人が殺された殺人事件の捜査に当たる継続捜査班刑事が主人公。警察の闇、取り調べ方、そして殺人の状況などに納得できない感じが残った。
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白猫
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とても面白かった。読み応えあり。この著者のファンになりました。
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めろんぱん
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久々に警察小説を読んだ。金目当ての強盗殺人事件と思いきや、リアルであった社会問題も絡んできて読むのが止まらない! ラストはちょっと悔しいような、希望を感じさせるような余韻。刑事と記者交互の視点で進むこともあって飽きることなく最後まで読めた。
0255文字
キタムラ
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面白かった。地方の衰退、食品偽装と話が広がっていって、きれいにつながる。ただ、最後に主人公が言う「この商店街みたいに身の丈にあった生活が一番」というセリフは、人口が多い都会の人の発言だなあと思いました。大型SCがなかったとしても、人口が減っている地方の商店街は採算が取れないんじゃないかな…
0255文字
ぱる
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この本の内容はすべてフィクションなのか、それとも…?と思うくらい、小売業・精肉業を巡る闇がリアルに描かれていたと思う。本の刊行から10年以上経過しているが、現在の日本はどれくらいの闇を抱えているのだろうか?と気になる。ストーリーとしては、不穏な闇を感じさせる序盤・中盤、捜査のピースが次々にハマっていく終盤、常に没頭して一気に読むことができた。
0255文字
きゃさりん
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ネタバレ初見の作家さんの作品。きっかけはNHKのドラマ。ドラマは「ガラパゴス」だったが原作があるということで検索してみたところ、こちらの方が先に刊行されていたので某OFFにて入手。いつものことながら初見作家さんの作品は一章が終わるまでの読書ペースが遅い。 それでも好きな刑事ものということと、過去に実際に社会問題になった畜産業と食肉加工業界の裏側がベースとなっていることもあり、乗ってくるとサクサク読み進められた。作中にもあるが、加工肉に対して疑心暗鬼になることは間違いない(苦笑)
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shimashima
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ネタバレ面白かった。「震える牛」ってそういうことか!とわかったのは半分以上過ぎてからだった。しかし「牛」=oxは序盤で気づいても良さそうなものなのに半分くらいでやっと気づいた鈍感な私。田川さんの地道かつ抜かりない捜査が痛快
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しめじ
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食品添加物やショッピングセンターが一概に悪い扱いされているのはさておき、田川の地道な捜査で真実がじわじわと明らかになる展開は続きが気になって非常に面白く読めた。
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pagrus55
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★★★★
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ミロリ
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社会派サスペンスで堅い。狂牛病にかかると牛は震えるらしい。いっそのことノンフィクションが読みたい。それほど食品偽装問題に切り込んでいる。肉のかさましで清潔な血液と水、端っこの肉、肉の脂を混ぜるくらいなら良いけれど、内臓とか別の種類の肉を入れるのは気持ち悪いな。バレてないだけでやってる会社があって、知らないうちに口にしているんだろうな。なんなら知らないまま食べ続けたほうが幸せだ。読んでいると肉屋さんで生肉を見たくなる話だった。すき焼きと焼肉も食べたい。機会があればドラマも観てみる。
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ねむ
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これはあまりハマらなかった。添加物山盛りの謎肉も大型SCに淘汰される地元商店街も、そういうもんだと思っているので登場人物たちの怒りや憤りに共感できず。ボンクラ息子の揉み消し劇も発想が短絡的だし、猪突猛進記者の妹のエピソードもホス狂じゃないんだからさぁ、、、色々とフーンという感じで読了。
0255文字
Akiko Kobayashi
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面白かったけど…途中から、ちょっとそれムリっぽくない?感が…面白かったけど
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保兵衛
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図書館本。2013年小学館発行の文庫版。警察ものの推理小説。やはり場面が頻繁に切り替わり、読者の推理が途切れる。映画やTVドラマになることを見込んだ、作品のようだ。どんでん返し、BSE、記者など多彩な話題が集められている。面白いけど、最後が呆気ない気がする。池井戸の結末のように、水戸黄門のように勧善懲悪だったら、すっきりするのに。
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ひまわり*
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居酒屋で起きた未解決の強盗殺人事件を再調査を始めた田川と、大手精肉の加工食品の不穏な動きと2つの視点で物語は動いていく。最初は大手チェーンの物語になかなか入り込めなかったが、田川の地道な捜査でだんだんと繋がりが見えてきた時、一気に夢中になった。未解決から2年が経ち証拠や証言が曖昧になる中、当時の杜撰な捜査の穴を見つけそこをついていく田川の捜査はとても面白かった。今の日本でこういう事由は極少ないと思いたいが、加工食品の恐ろしさを体感した気分。報われないラストに切なくなりエピローグの秀逸さに心が奪われた。
ひまわり*

相場さん2作目。「心眼」は可もなく不可もなく物足りなさがあったが、こちらは満足でした。

11/10 01:37
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すむら
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ネタバレいくつもの社会問題を抱き込んだとてつもない小説だった。答えはずばりタイトルそのもので、きっと知見のある人はすぐ気づいたのだろう。滝沢的には希望のある、宮田的にはまんまと得したような終わりかたで腹がもやもやするようだが、これから田川と鶴田の猛攻が迫っているかと思うとニヤリとしてしまう。
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ショーシャンクの旨煮
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ネタバレこれは面白い!今年読んだ本の中でもかなりの上位!自分は刑事モノの社会派ミステリが好きなんだと改めて気付く。3つの視点が交差しながら真相にたどり着く構成や、無駄な描写を省いたテンポの良い会話中心の文体が、重めのテーマを読みやすくしている。単なる強盗殺人事件から大きな社会の闇に繋がる過程が秀逸なので、ぜひあらすじすら読まずに本編に入ってほしい!一筋縄ではいかない警察の地道な捜査が垣間見える点も◎。にしても犯人は金も人脈もあるんだから自ら手を下さなくても…。タイトルの意味は、分かった瞬間読んでるこっちが震える。
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えりんぎ
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とても面白かった。震える牛とはそういう意味だったのか。何となく読み始めたが、あっという間に引き込まれた。犯人は、そこに行く着くまでいくらでもマシな対処法があっただろうに、2人を惨殺。殺人の一線はなかなか越えられないものと思うのだが、そんなにも追い込まれていたのだろうか?初動捜査がへっぽこだったおかげで当初は逃げおおせたが、普通はすぐ捕まるだろう。何はともあれ、今年読んだ本の中で今の所暫定2位で面白い。
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けんこう
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◎◎
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文麿
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Kindle Unlimited。読むとハンバーグが食べられなくなる、かもしれない本。思えば昔、妙に臭みのあるソーセージを食べたことがあったけど……いや、考えるのはよそう。この作品を未読の時点でもなるべく加工食品は買わず、手作りにこだわってきたが正解だったのかもしれない。ただ、この作品中では蛇蝎のごとく嫌われているうま味調味料はたまに使う。
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boichi40
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無駄のない展開で、迷宮入りの事件の真相に迫っていくのだが、続編が読みたい気がしました。
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パン屋
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ネタバレ★5つ 面白かった! 物語がグイグイ進んで行くのが気持ちいいですね。 最後はスッキリしなくて、現実ってこんなもんだよねって感じ。まさかの内通者にびっくりです。
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Naoko
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不可解な殺人事件。捜査が進められ明らかになる内容は強烈だけれど、そこにたどり着くのか。一気に読了。
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ちづこ
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ネタバレ食用として流通しているわけでもない、他に感染のリスクもない、BSEをなぜ隠そうと思ったのか。信友浅はか過ぎる。 居酒屋での鶴田と小松の下りを読んで、外食とかスーパーやコンビニのお惣菜を買うのが怖くなった。
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yumcha63
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記者の鶴田と警察の田川それぞれが追いかける事案が次第につながっていく。真相に辿り着いた時、本の題名と繋がりおおとなった。社会問題提起の意味合いが強い本とすると、現代社会で大なり小なりこういう事が起きているということか、怖すぎる。 やっぱり出来合いのものばかり食べるのはヤバいのだ、自炊頑張ろう!あなたが食べてるそのお惣菜や弁当、大丈夫ですか?! お肉はスーパーでしか買ったことなかったけど、地元の精肉店で今度買ってみよう
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May
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楽しく読めた。工業製品化した食、大手スーパーによる地元商店せん滅作戦と、言わずと知れたものだ。解説氏も言っているが、上手にフィクション化していると思う。誰も読まなくなった新聞(本書で指摘するように、広告に依存するマスコミは、摘発された企業は一方的に叩きのめすが、そうではない大手企業には逆らえないとは誰もが思っているだろう)よりも、ずっと力がある社会提起だと思う。無駄だと思ってはいても、多くの人がちょっとだけ、ほんの少しでも抵抗することが大事だ。私もそうしている。
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読書家さん#ZZBMjx
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昔、同作を家族と一緒にWOWOWのドラマで観た後、しばらく加工食品とかひき肉とか食卓に並ばなかった事を思い出した。ドラマの八田役の古田新太がめっちゃ不気味だったなぁ。でもドラマは面白くて毎週楽しみにしていた。かなり年月が経っての原作本拝読。著者の作品はほぼWOWOWでドラマ化されてるので、ドラマだけで知った気になっていたけど、読むのは初めて。田川が真相を掴んでいく過程に読む手が止まらない。震える牛ってそういう事か。あー、面白かった。田川の今後も気になるし、このシリーズ追いかけたい。
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Gonta55号
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随分遅まきながら、考えさせられました…
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もちゅ
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ミステリー読者なら中盤以降で本当の黒幕(ボンヤリでも)が感じられると思うが、それで興醒めするには勿体無く、社会派小説として郊外の市街地を思い返しつつ読むと大変リアルな情景が心を打つ。ささやかながらスッキリとしたラストに救われる。
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だっち
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★★★★⭐︎It's a book that you won't be able to eat hamburger steak after reading.
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tencoz
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読み応えありました。タイトルの意味も中盤以降で回収されて納得。この本の中では食品添加物の危険性が強調されていて、その描写に私もちょっと危機感を覚えたけど、だからってどうしようもないよなあと。お店に行ってそれらが提供され、スーパーで売られていたら、食べるしかないもの。主人公、田川刑事の正義感と地道な捜査を応援していただけに、このラストはあまりに読後感が悪いけどある意味リアルなのかなあ。日本の警察小説読むと、お巡りさんなんて信用出来ないと思ってしまう。明るい気持ちになれる小説が読みたいなあ。
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tuppo
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味のあるテーマだった。物語が動き出すまでをためと見るかなんとするか。
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飴
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大手スーパーの出店による地元商店街の衰退。食品偽装、政治によるもみ消しや隠蔽など実際にも起こり得るテーマなだけにリアリティを感じられる。 田川の添加物が駄目なくだりとか、昔気質の人間だと思うこともあるが、そんな田川だからこそ熱意を持って事件の真相に辿り着く。 最終的な着地は田川にとっても読者にとってもやるせないが、鶴田が頑張ってくれることに期待。 久々に社会的な話だったが読み応えがあり面白かった
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ケルトリ
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細かな情報が少しずつ線でつながっていくというストーリーはいいのだけれど、ちょっと思想が強めな感じの展開が多いのはあまり好きではない。やたらめったら『食品添加物=悪』みたいなイメージで語ったり『昔ながらの商店街こそが一番』みたいに言われてたり――まぁ11年前の小説だから仕方ないか。
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しげき
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以前ドラマを観た事があったので読んでみました。ドラマでは八田社長演じる古田新太のインパクトが凄かったですが、原作の方はどちらかといえばBSEの方にピントがいってる感じがしました。まあ題名が震える牛なので。
0255文字
ミノムシlove
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ネタバレ地取り鑑取り職人・叩き上げの田川刑事が巨大企業を相手にのど元に刃を突きつける。完全な解決まであと一歩だったのに…。この結末は本当に口惜しいし、大切な人を亡くした人たちにも報告のしようがなかろう。悪を恕さない正義感の持ち主の赤間さん、その家族と恋人、年老いて子を送らなければならなかった老母。どちらのその後を想像しても、田川刑事並みのやるせなさが残ってしまった。悲しい。
ミノムシlove

テレビドラマ化されていたのですね、『ガラパゴス』の、田川刑事=織田裕二版で観てみたくなりました。

08/20 03:58
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ehirano1
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赤間の愛読書から引用した文面が気になっています。その愛読書はおそらく実在するのではないかと推測しています。もしそうであれば読んでみたいです。
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香
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Audible
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ayun
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★★★3.8 実際にあった事件を元にしてるからなのか、今も現実ありそうで怖い。オックスマートが現在の大手スーパーに脳内変換されて地方行ったらシャッター街にあのスーパー、確かにあるわーって思いながら読んだ笑 赤間が本当に切ない。
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震える牛 (小学館文庫)評価87感想・レビュー1651