形式:単行本
出版社:講談社
形式:文庫
形式:Kindle版
出版社:情報なし
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もう一つの柱の温泉のことに割かれている。前半が長すぎるきらいもなくはないがやはりここで彼のことがじっくり伝わるので必要なのだろう。野球部のことは表テーマで、裏テーマに、「みんなちがってみんないい」「多様性」「全体主義ではない」ということがあると思う。なぜなら。勇作がロシア人の血を引いていて色素が薄く髪も薄いこと。中学の新任顧問の全体主義的な指導法に比べて、高校の顧問の自由な指導法。また野球部監督らしからぬ外見。高校の上級生バッテリーの特異性。等など、とても個性的な面々が愉快に語られているから。(続
もちろん少年の成長譚の面もあって読んでいて楽しかった。勇作と一良のバッテリーがとてもよい関係で微笑ましく頼もしい。
スポーツ物なら野球かマラソンですかね。
「まつ毛長い」だの「基本女の子が好きなんだ」基本はいらねーだろ!いい加減にしろ!それが終わりようやく野球パートかと思ったら、野球の描写はほぼカット。試合シーンは皆無、先生は面白い人だと思うけど、さんざ前フリされた割に有能性はイマイチ示されず。トンデモ理論系でもがちがちのデータ理論系でもなく、なんていうかギャグ。純粋な野球小説、というより野球を使った青春コメディ小説。最初からギャグものとして読めれば楽しめたかもしれません。
おはようございます!親子で読書から離れていたので、リハビリ中です。息子は野球仲間ができて楽しそうです。野球が好きでよかった!
いい仲間ができましたね。素晴らしい。
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