読書メーター KADOKAWA Group

丸元淑生のシステム料理学 (ちくま文庫)

感想・レビュー
7

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
IchIbeI
新着
ネタバレ料理作り方ガイドを超えた本。合理的に問題解決をするロジカルシンキングのノウハウが詰められている。準備万端にして本番でミスなく素早く行動して、健康と美味しいと言う結果を出す。ありあわせで超簡単と言う本とは相違して、本格的な素材をストックして、手間暇かけずに料理する過程はまさに正統派の経営学にも通じる。仕事上の問題解決に取り込む時、この本の手順でボンゴレパスタや蕎麦粉のクレープを作るときっと良いアイディアが出てくる気がした。
0255文字
きゅー
新着
料理学とはあるけれど、実際には栄養学的な切り口で、いかに良質の素材を栄養を保ったままで調理することで、日々の栄養バランスを充実させるかについて書かれている。なんだかこだわりが強くて、ちょっとめんどくさそうな人だが、そのこだわりの強さが本書の旨味でもある。限られた食費をどう配分して充実した食事を作るのかについて彼は微に入り細を穿って説明を行う。彼の書いていることは非常に論理的で、しかもそれが日々の実践によるものだと納得させられる。 丸元の熱量に当てられるようにして読み終えた。
0255文字
Kuliyama
新着
理路整然と説明しており、なるほどなるほどとうなずきながら拝読しました。
0255文字
randa
新着
レタスが栄養完全食に近いという事実は知らなかったので驚いた。一本のかつお節の味噌汁がいかほどのものか試してみたい。日本の古き良き食文化がなくなりつつあることを知って残念。学校教育で栄養学を取り入れて欲しい。
0255文字
KAZOO
新着
雑誌「みすず」に掲載のあった記事からお気に入りさんからの推薦で読んでみました。私は自分でも結構料理をするのでこのような本は好みなのです。丸元さんのは栄養学的な観点からの結構理論的な部分があります。目から鱗のような本でした。極力砂糖は使わない。せいぜい果糖くらいだということです。鍋や大きな冷凍庫つきの冷蔵庫など私にとっては楽しい話でした。ただ鮭やたらこ、などたくさん買って購入して冷凍するところまでは行ってません。
penginpapa

早速の御購読有り難く存じます(笑)。親本の出版当時の82年頃は、果糖はスーパーに無く、国産の冷蔵庫の冷凍庫は最上部にあるのが主流でしたが、現在は下方が主流ですね。ビフィズス菌を称揚したヨーグルトも、此の本の出版が契機となって発売されるようになり、今は街のスーパーの該当コーナーの一番目立つ所に鎮座しています。当時から「ビフィダス」は私の家の冷蔵庫に常備してあります。

11/14 19:57
penginpapa

鰹節や昆布のようにほんもの素材上をたっぷりと用いれば一流料亭の出汁が摂れます。そうなると舌が肥えて不味い外食が出来なくなります。本物のグルメに成れます。良いことずくめではありませんか(-.-)y-~

11/14 20:05
0255文字
nur1202
新着
当時はよかったんだろうけど、今読むとちょっと腹が立つくらいのわかってなさ加減。(^^; なんで、今頃文庫で出しちゃったかなぁ。 古い栄養学を根拠とした料理本なんて百害あって一利無しって感じだし、居住スペースにお金がかかりすぎる昨今、kg 単位で食材を買うなんてことはそうそうできませんよね。 せめて、もっと後年に発売した本を文庫化すればよかったのに。
0255文字
全7件中 1-7 件を表示

この本を登録した読書家

丸元淑生のシステム料理学 (ちくま文庫)評価48感想・レビュー7