形式:文庫
出版社:講談社
翻訳の問題か、イザベラと、イザベラの夫・妹・担当編集者以外からの引用文が、分かりづらいことが多かった。いきなり「誰、それ?」という人物の文が引用されてる箇所が散見する。結構これにストレスを感じた。
伝記まで読むとは自分でも想定外だが、この伝記本に古書店で出会うのも縁としか思えない。ある評者曰く、「彼女は自分が見たものを正確な言葉を用いてあたかも読者が眼前に見るかのように思わせる素晴らしい能力を持っている」とか。同感である。本書はともかく、バードの本はお勧めである。
何だかんだでヴィクトリア朝の英国人という考え方とかからはどうしても逃れられないのだなーという感じも。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます