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イザベラ・バード 旅に生きた英国婦人 (講談社学術文庫 2200)

感想・レビュー
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sa10b52
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イザベラ・バードの入門に良いかなと思ったのだけど、正直内容が頭に入ってこなかった。本人の紀行を読むほうがおもしろいかな?
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金宗泰
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今でも僻地に旅行となると服装やら、持ち物やら、治安やらと色々と気になるのに、100年以上も前に女性一人で僻地に旅立った彼女の勇気と気力に脱帽するばかり。風景の表現やカラフルな文章は写真や映像が普及した今の時代の人には真似できないのかもしれない。当時の常識と今の常識は全く違う部分も多くて、普通に書かれているけど、現代人からしたらそれ普通なんだと思わされる時代のギャップの面白さにも気付かされる。ただ毎回読むの時間かかる…
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azuki@コメント禁止
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読み終わるのに半月ほどかかってしまった。本を読み終えイザベラ・バードの生涯を振返ってみると、旅行に出るまでの体調不良だった期間は、教養や信仰心を深めるための学びの期間だったのかなと思った。旅行家や冒険家は大勢いるが、イザベラ・バードのように旅行記をしっかり書ける人は数少ないのだろう。特にロッキー山脈のジムとのエピソードが心に残った。それにしてもイザベラ・バードのアクティブさは考えられない。よく命を落とさなかったものだ。もし彼女が今の日本を見たらさぞやガッカリするだろうと思った。
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よしあ
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金坂氏の本を先に読んだので、比較しながらに。著者によって、切り取り方がだいぶん異なる。物の見方は、主観なくてはできないものだな。イザベラ然り、この本の伝記作家然り、そしてこれを読む読者。 イザベラの旅の共通項は、文明の頂点にある大英帝国から観察する、未文化から脱却すべき未開の地のあれこれ、かな。仮に今、自分が海外を旅し見聞きしても、今の日本の志向でしか考えられないだろう。 それにしても、世界は狭くなったものだ。
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tokumei17794691
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・前半生があれほど病弱なイザベラが、後半生で過酷な旅を繰り返したのが、信じられぬ。転地療養は、合う人にとっては、これほど効くのかと驚いた。・邦訳が確認できぬ、マレー半島、ペルシャ、モロッコの旅が取り上げられているので購入。モロッコの旅は項数が極僅かで物足りぬ。イザベラ自身の旅行記を読むほうが良いのでは? ・旅行者は、古今東西を問わず我儘。文明の恩恵で旅行できているのに、その文明を毛嫌いし、地元の人に「文明に毒されてほしくない」と言う。・イザベラの初回来日は詳しいが、2回目以降の来日はほぼ記述なく、残念
tokumei17794691

翻訳の問題か、イザベラと、イザベラの夫・妹・担当編集者以外からの引用文が、分かりづらいことが多かった。いきなり「誰、それ?」という人物の文が引用されてる箇所が散見する。結構これにストレスを感じた。

01/10 14:58
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いっこ
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前半の旅行に関する章はイザベラ・バード自身の旅行記を読む方がいいような気がした。訳文のせいかもしれない。彼女の伝記部分に入って、急に読みやすくなる。名所旧跡だけをめぐる観光ではなく、その国のあるがままの姿を知ろうとする姿勢は、自国を見る目にも窺える。
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やいっち
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古書店で遭遇発掘した本。イザベラ・バードの本は、『日本奥地紀行』以来、何冊となく読んできた。旅行紀行作家として秀逸の人物。バードの本に出合った切っ掛けもひょんなことだった。書店でパラッと捲っただけで読むに耐えると直感。
やいっち

伝記まで読むとは自分でも想定外だが、この伝記本に古書店で出会うのも縁としか思えない。ある評者曰く、「彼女は自分が見たものを正確な言葉を用いてあたかも読者が眼前に見るかのように思わせる素晴らしい能力を持っている」とか。同感である。本書はともかく、バードの本はお勧めである。

04/17 22:36
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雲をみるひと
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イザベラバードを研究した本。日本奥地紀行ほかバードの著作の解説とバードの来歴の紹介から構成されている。訳文にありがちな表現で読みやすいとは言えないが、バードの数奇とも言える半生や著作執筆時の状況がかなり詳しく書かれていて読み応えがある。バード作品を読む際のお供によい一冊だと思う。
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三毛太郎
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つい「バードさん」と言いたくなるイザベラ・バードの伝記。やっぱ日本編が気になってしまうが、パークスの「日本人はその本質と言外の意味を十分に理解することなく革新を真似ることに、しばしば抵抗を覚えることなく、むしろそれに満足している」なんてたぶん今でも実はそんなに変わってないんじゃなかろうか。バード女史の強烈な個性に一気に読まされるが、惜しいことに訳文がところどころ怪しい。
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りー
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ネタバレスゴい。漫画「不思議の国のバード」からこちらを手にしましたが、想像をドビューン!と越えてました。まずは、旅した距離が凄い。そして年齢。漫画では30代?という印象ですが、旅を始めたのは42歳~。一旦英国へ帰国し、50歳で10歳年下の医師と結婚。5年で死別後、また旅へ。しかもその過酷さが半端無い。年齢を言い訳にしてはいけないf(^_^;デスネ。彼女の旅を可能にしたのは、当時の大英帝国あってのことだし、キリスト教徒としての価値観からは離れなかったとしても、世界中を駆け回った一人の女性の人生には、やはり感嘆!
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siomin
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19世紀に世界中を旅したイザベラバード。まだ交通機関が貧弱で、女性が長旅をするのも厳しい時代だったはずなのに日本をはじめ訪れていた。となるとさも気丈で先進的な人かと思いきや、じつは病弱で、旅をすれば病気を忘れるからだからとは。翻訳で分量も多いから読み通すのに難儀したけど、キリスト教宣教師らのような「上から目線」の記述ではなく、ありのままの視点で記述したのは興味深いものがあります。
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詩歌
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最初の数十頁と日本編のみ読んだ。体がしんどいのにシンクロしてしまった。本質の部分は今も昔も変わらない、下品で不衛生でも昔の日本人には「いるいるこういう人!」って言う感覚があるのに、英国人には感じない不思議。
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Myama
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旅先で知り合った旅人に勧められた一冊。旅好きな人程イザベラの凄さがわかるし共感もする。ひと所に留まるとたちまち心身を病み、逆に困難な旅をすれば生き生きと若返る姿には、程度は違えどひとりの旅人として「そうそう!」と思わずにはいられない。彼女の旅の魅力は自身の好奇心を満たすだけに留まらないところ。旅先には伝道や医療によって貢献し、故郷には自身の見聞きした有意義な情報を供し、旅が出来ない妹には楽しい読み物を手紙で届ける。無謀とも言うべき旅を無事にこなし続けられたのは、こういう人柄が愛された為に他ならないだろう。
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N島
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稀代の女性冒険家「イザベラ・バード」の生涯を綴った伝記。彼女の著作である各国での紀行文を引用しつつ、時には崇敬の意を込め、時にはドライな視点で「彼女の人生」が語られており、「偏ったキャラクター」故に発揮される「彼女の魅力」を如何なく伝える一冊になっています。「堅苦しく生真面目な筆致」「エキセントリックな行動」「キリスト教的道徳観」「飽くなき冒険への希求心」「鬱」…ここまで複雑な個性を備えた人物が実在し、皆に愛されながら天寿を全うした事実に、ある種の「奇跡」を感じてしまいました。
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カネコ
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はる
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図書館本。『不思議の国のバード』のいろいろ芋蔓本の一冊として。旅をしていないと、旅をし続けていないと調子の悪いイザベラさん!旅をして記録する人、各地でその旅を助ける人、生まれた土地を一歩も離れることなくその旅行記を読む人。旅もいろいろ。そして、今無性に『アフリカの女王』が読み返したくなっている。(布教が絡むと!いざとなると!強いお姉さんつながりで…)次に芋蔓はどこにつながる!?
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amanojaku
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学術文庫。小説のような豊かな表現に欠ける文章とはいえ、旅好きの私には共感できる部分も多く、愉しく読了。朝鮮半島、中国の旅行記に関する章が割愛されているのが惜しい。首をかしげる単語や言い回しが多数散見されるものの、英文図書が図書館に見当たらないので、原文を確認できなかったのが残念。
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みるこ
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日本のページのみ読了。まだまだ未開な時代の日本を一人旅する英国人女性。すごいなー。それにしてもこの本、文庫なのに高いよ。
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Tapio
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ハワイ紀行や奥日本紀行で有名なイザベラ・バード。病弱な幼少時代を過ごし、40歳にして療養のため旅立つ。その旅が活力を与え、女性冒険家ともいえる評価をものにした。50歳で退屈な初婚。18世紀に生きた女性の波瀾万丈の生涯を淡々と語る。★★★★☆
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壱萬参仟縁
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病弱のバード(裏表紙)。大器晩成の人(10頁)。第3章が日本。1878年到着(155頁)。鉄道敷設、銀行、新聞、郵便局、工場など、文明開化、殖産興業の時代(156頁)。庶民の貧民窟の描写もある(164頁~)。彼女はアイヌの集落も訪れたようだ(180頁)。几帳面で快適な安息所として、日本に惚れていったようだ(185頁)。その後のマレー半島の南国経験もさらに、日本より刺激的であったようであるが。第7章カシミールとチベットでは、彼女の誇張癖を指摘する(303頁)。読者はそうした誇張を差し引いて冷静に読む姿勢を。
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おーね
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全く違う価値観の中に自分を見出していたんだなと思う。教会の力の強さにはびっくりですが、自分たちの文化を押しつけていくのはどうなんだろうと思う。今更ではあるけれど。
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Koning
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19世紀末から20世紀初頭に掛けて開国直後の日本をはじめ世界中を旅したイザベラ・バードの伝記。病弱の治療で海外に行ってそこから元気になった途端に世界中未開地も物ともせず旅を続けるという凄い生き様にはびっくりでございます。この本では朝鮮・清国部分は省略ということで、そこも訳されてると600ページ位になったんじゃないかと(汗。 牧師の娘という出自(ただスコットランドだから恐らくは長老派なんだろうと思うけれど、どこの教派なのか書いてないのでそこが残念。一口で牧師ってもその教派で傾向が違うもんですし)、
Koning

何だかんだでヴィクトリア朝の英国人という考え方とかからはどうしても逃れられないのだなーという感じも。

12/16 23:11
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未到散人
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この人の音感は不思議でならない。特に日本ではあらゆる事が雑音になってしまった模様。右脳の問題?病気治療に旅行という時代だったのか・・・ それにしても規模がでかすぎる。
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