形式:単行本
出版社:日経ナショナルジオグラフィック社
僕も読みました
この作品群が生物を育む岩礁の役割を果たすと同時に、観光名所になることで、ダイバー増加により絶滅に晒されていた、付近の天然のサンゴ礁から観光客の関心を逸らし保護に役立つという、一石二鳥の効果を狙っているという。重量のある彫刻を、潮流に流されて周りを傷つける事もないよう慎重に設置・固定するのは、至難の業で、費用もかかる。それをやり続ける作者の信念というか執念は凄い。
ウフフ、心奪われる美しさと怖さ。死に繁茂するのは生。さすがnatsukoさん♪( ´θ`)ノ
ウフフ、めっしーさん( ´ ▽ ` )ノこの本ね、本当に美しさと怖さが表裏一体です。死んでいるのに生きている怖さ!夜見ると怖いかもです…!
他の方のレビュで「美しさと怖さがある」とあった。確かに「怖さ」も感じた。単純に藻や珊瑚でグロテスクになった人間の顔。海の底の光の届かない暗さ。音のない静寂の世界で何百体もが整然と並んでいる不気味さ。作品のメッセージ性も凄く興味深い。
「奈落」「園芸家」「移ろい」が特に好き。
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