読書メーター KADOKAWA Group

おれに関する噂(新潮文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
13

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
zwa
新着
「熊の木本線」のなんともいえない読後感👍「講演旅行」の不条理さ👍
0255文字
やまおじさん
新着
図書館には文庫版がなく、1974年発行の新潮社版単行本。70年代に、好きでよく読んでいた筒井康隆だが、さすがに古めかしく色褪せた感じは否めない。五木寛之選のアンソロジー『音楽小説名作選』(集英社文庫/1979年)に収録されていて読んだことのある「熊の木本線」の不気味さが、いい。他では「おれに関する噂」「通いの軍隊」「心臓に悪い」が、いかにも筒井康隆の初期の傑作らしい面白さ。
0255文字
KDS
新着
「世にも奇妙な物語」でドラマ化された「おれに関する噂」「熊の木本線」「通いの軍隊」の三遍を含む、筒井作品ならではの狂気をはらんだ傑作揃いの短編集。特に「だばだば杉」「幸福の限界」「心臓に悪い」の三作の狂いっぷりは突出していて面白い。また「講演旅行」では、東京に残してきた主人公の家族にいったい何が起こったのかが最後まで明かされず、それが非常に気になって仕方がない。このように読者がモヤモヤで悶絶するのを作者は影でほくそ笑んでいるのだろうか。おすすめの一冊。
KDS

紙の文庫の書影が汚いものに差し替わってしまったのでKindle版で再登録。感想は2021年8月8日の読了時のもの。ナイスを頂いていた方すみません…。

09/09 08:02
0255文字
しゅるとけすなーも
新着
初めて筒井康隆先生作品を読みました。 んもーおもしろかった!日本人だからわかる気質や心の機微をユーモラスに、また恐ろしくも描いていて、落語や怪談的なおもしろさもあったりして海外のSF短編とは違った味わいが楽しめました。 世にも奇妙な物語の原作になるのもわかります。 「だばだば杉」の夢と現実が分からなくなっていく感じがすごい好き。ちょっとエッチいお話だけど。自分も思春期に明晰夢で似たようなことを考えたからさらに響いたのかも。「幸福の限界」も怖くておもしろかったなあ。
0255文字
kenpapa
新着
再読。今回もニヤニヤ、ドキドキ、ワクワク、ハラハラ、ムカムカの短編集。
0255文字
k
新着
心臓に悪いが面白かった。
0255文字
gushwell
新着
11作品が収められた短編集。おもしろおかしくそして怖い作品群でした。やはり筒井康隆のパワーはすごい。 突然マスコミが一般人のおれのことをニュースにしだす「おれに関する噂」、熊の木という部落の葬式での奇妙な宴会で起こる恐怖を描いた「熊の木本線」、日本人のお金と休暇の使い方を痛烈に批判した「幸福の限界」、講演旅行に出かけたまま妻と連絡が取れなくなってしまう「講演旅行」、心臓病のサラリーマンの悲喜劇を描いた「心臓に悪い」など、どれもじわっと可笑しさと恐怖がこみ上げてきます。
0255文字
yes5&3
新着
再読。約40年ぶりで内容覚えていたのは2作品。表題作→報道すればビッグニュース、「養豚の実際」→編集者が飼い主?、「熊の木本線」→印象深い歌踊り、「怪奇たたみ男」→題名強烈家具には霊が、「だばだば杉」→淫夢見るのは誰かメタF、「幸福の限界」→多幸症エスカレートの行先は、「YAH!」→貯蓄を強いるコンサルの結末は?、「講演旅行」→知らず知らず怖いことに実話ヒント、「通いの軍隊」→コミカルから結末怖い、「心臓に悪い」→かなり悲惨なのにコミカル。'74新潮社。解説:かんべむさし(小説家)1948-
0255文字
八木康二郎
新着
筒井康隆お得意の不条理劇を11編収録した短編集。“毒”の含有量はやや多めぐらい。ま、氏の作品としては並の量ですが…。冒頭の一編「蝶」がお気に入りです。蠱惑的な幻想とむせかえるような色気に満ちていて、容赦なく残酷。無邪気な子供の残酷性を扱った作品は沢山ありますが、本作はそこにプラスして、残酷性を意識的に受け入れた大人を登場させた点に凄味があります。子供が怖いんじゃない、人間という存在そのものが怖いのだ、と。ごく短いショートショートながら、切れ味鋭い好編です。
0255文字
Jumblesoul
新着
突然ありえない不幸に見舞われた男達を主人公にした、悲喜劇のセレクションのような短篇集。中でも「熊の木本線」が傑作。ある意味怪談話よりも怖い。
0255文字
まふ
新着
筒井康隆ファンになった記念の書。「怪奇たたみ男」「熊の木本線」など初読当時衝撃を受けた作品群の一書。しかし、今、読み返してみると面白さも半分というところか。
0255文字
あー
新着
記録
0255文字
全13件中 1-13 件を表示
おれに関する噂(新潮文庫)評価59感想・レビュー13