小説ではありませんが、アイヒマン関係の本などはいかがでしょうか。ナチスドイツの下でユダヤ人虐殺計画を立案実行した人物なら、「権力に侵された人間」という基準を満たすことでしょうから。
ハンナ・アレントの「イェサレムのアイヒマン」が有名ですが、少々晦渋であることは否めないので、ギュンター・アンダースの「われらみな、アイヒマンの息子」あたりと併読するといいのではないでしょうか。
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