紫綺さん♪♪♪ありがとうございます(*˘︶˘*).｡.:*♡

いとささん、おめでとうございます♪良かったね。

決選投票の結果。

1位 とりあえず...さん『大阪おかんルール』／推薦者:いとささん

2位 百鉄さん『タイムリープ』／推薦者:123456789wankoさん

2位 雫さん『いつまでもショパン』／推薦者:ばっかすん

他のみなさまもありがとうございました＼(__)
これからも素敵で面白い感想・レビューをたっくさんアップして下さいね(*´ω｀*)

みなさま、たくさんのエントリーとアンケートのご協力ありがとうございました。アンケートには４１回の回答を頂きました。
オフ会当日の決選投票ノミネートが決まりましたのでお知らせいたします。

１位　１５票　とりあえず…さん『大阪おかんルール』　　／推薦者：いとささん
２位　１４票　百鉄さん『タイムリープ』　　／推薦者：123456789wankoさん
２位　１４票　雫さん『いつまでもショパン』　／推薦者：ばっかすんさん
４位　１３票　キキハルさん『ミーコの宝箱』　　／推薦者：空崎紅茶美術館さん
４位　１３票　海さん『スキップ』　／　推薦者：ゆなさん

以上の５作品です。
当日は推薦者のかたに少しお話を伺ってから、決選投票を行う予定です。
またご協力をお願いいたします_(._.)_

このんさんまでで、エントリー締め切ります。ありがとうございました（＾◇＾）

感想主:自分

タイトル:檻の外 木原音瀬

レビュー:『箱の中』の続編。素晴らしい本だった。色んな感想はすっ飛ばして、喜多川が亡くなった時に堂野が「一緒に死にたかったな」の言葉で号泣。こんなに泣いた本は始めてだし、長年連れ添ったお互いのどちらかが最後には亡くなってしまう、というのを読んだのは初めてだった。この本を読んでから半年以上、BL本を読めなくなってしまい、もうBLは卒業か？？と真剣に思った。それくらい素晴らしい本だと私は思う。でも、あの感じが忘れられなくて再読出来ない……。


自分の感想をが凄い！と思ったのではなく、急場凌ぎです。申し訳ありません。

エントリー締切ます。後程みなさんに、アンケートお願いのメッセージを送付します。
よろしくお願いします＼(__)

感想主:しろちゃんさん
本:『愛』ウラジーミル・ソローキン
感想:
久しぶりにひどい本を読んだ(褒め言葉)。どの話も始めは穏やかに語られ、わざとらしいほど定型な文体が用いられているが、途中でいきなり発狂、テキストが物語を破壊して暴れ出すという凄まじい短編集。血と屁と糞が飛び散りあって、どう考えても“イってしまってる”としか思えない文章が、テキストを黒く黒く侵食していく。ソローキンのインタビューも掲載されているが、テキストは紙の上のただの文字である、というドライな認識があるからこその作風だと思う。スプラッタとかスカトロジーが苦手な人、大丈夫、うんこは一回しか食べません。
推薦理由:読んでみてください。全くその通りです。

①感想主：雫さん

②本：「いつまでもショパン」中山七里

③感想：「息するのを忘れるくらい夢中で読んだ本。中山さんの曲の解説が美しく表現されててそれが余計に頭の中で描かれてお話とリンクしながら進んでいく。当分、chopinのエチュードをずっと聴き続けちゃうだろうなぁ。」

④推薦理由：さて、私がこちらの感想を選んだ理由は二つあります。
まず、一つ目。
みなさんは、「息するのを忘れるくらい夢中で読んだ本」に巡り合えたご経験はありますか？
本好きのみなさんなら、たくさんの素敵な本に巡り会えていることでしょうね。
そんなみなさんと同じように、至極の一冊に出会えた雫さんの気持ちが込められた、絶妙な表現ではないでしょうか。

そして、二つ目。
少し特殊なのですが、とてもとてもとーーっても素敵な理由があるのです。
それは・・・
おっと危ないっ！言いそうになってしまうところだった！
（￣++++++++++、￣）くちチャック☆

ふっふー♪（・∇・）
2014年1月9日Coming Soon!!

感想主：赤いきのみさん

タイトル：｢きれぎれ｣町田康

感想： わ、わけがわからん…。

推薦理由：た、たしかに…。

感想主：mamiさん

タイトル：「砂の女」安部公房

感想：1/8m.m.の侵食。見開いた眼に容易に取り除けない痛みを残し、鼻も口も塞がれて息も出来ない。汗ばんだ肌に執拗に張りつき皮膚呼吸という選択肢すらも奪われる。徐々に思考を支配する砂は単体では小さく無力でありながら、集団となって流動的性質から形を変えて襲いかかり、どのような形の逃げも許さない。風に吹かれ舞い上がった砂のように豊富な比喩表現が次々降り注ぎ、砂に捕らえられ溺れてゆくように焦りの中に埋もれてゆく。不快さが増すほどに面白さが増し、耐え切れずに強く噛み締めた歯の間で、ザラザラと擦れる砂の音がした。

推薦理由：砂にとらわれた男と女と砂に埋もれて暮らす人々を見事に表現していて、再読したくなります。mamiさんの感想はどれも一編の作品のようですが、この感想の最後の一文も素晴らしい。

感想主：mamiさん

タイトル：苦悩のはじまり

感想：口臭ぷんぷんのキス。60歳のじいさんと〈膣人間の母〉から生まれた9歳の美少女のキスが神々を怒らせ、〈世界のケツの穴としか言いようのない部落〉を天変地異が襲う。惚れすぎて恋に狂った少女から逃げるじいさんの武器は鉄製貞操パンツ。勃起する海、破裂する浴槽、赤ウシガエルとの十一ヶ月戦争、睾丸を切り取り自殺する者。何が起きても呑んで歌って踊ればOK。欧米に牙をむく文章も魅力的。わたしが美少女だったことはないけれど、無駄に好き好き言い続ける少女を他人とは思えず親近感が…。一気に疾走するラストはまさに〈小便矢の如し〉。

小説の持つ熱っぽさが伝わる感想なので、これは読まずにおれるかと思いました。
そして締め方が秀逸！

感想主：しろちゃん

タイトル：阿部和重「アメリカの夜」

感想：僕の誕生日は法然やスティービー・ワンダーと一緒だが、別に彼らの説法や音楽のように人の心を震わせることはできない。でも、なんだか有名人と同じ誕生日であることで、自分が少しだけ特別になった気がする。本を読んでいてもそうだ。自分と考えの似た人物が小説に登場すると、なんとなく嬉しくなって行動を真似したくなってしまう。本作は、こうした過剰な自意識を、評論文のような文体で顕在化させていく。『人間喜劇』やプルースト、『ドン・キホーテ』を下敷き に、語り手“私”と語られる“私”が分裂し、その主従が逆転する。最後には妙なカタルシスがやってくる。物を語るということ、意識というもの、など様々な切り口はあるだろうが、端的に言ってしまえば本作は中二病がサブカル糞野郎をぼこぼこにする話である。

推薦理由:どんな内容の話なのか、また感想主までにも興味をそそられる。そして端的に言ってくれたままの物語だってとこがナイスです！

ハーさん、遅くなってしまいましたm(-_-)m
（当初の予定とは異なりますが…）


感想主：キジネコ さん（許可もらってます）

本：『スペードの女王・ベールキン物語 』

感想：舞台劇の様に情景が浮かんできます。特に「スペード～」の重層的な構造を支える端的な文章、表の物語と不意に現れる裏の物語、逃げるゲルマンを捉える死者への妄想、生き物の様に動き出す読者の空想。美しいリズム、候文で辿られる死した友の遺した五篇の小説、男の嫉妬が招いたのは人生の破綻？「一発の～」一夜、囚われた迷路の奥で交錯した男女の運命の皮肉「吹雪」　亡者の抱擁、生きる世界は現か？それとも幻か？「葬儀屋」親子の情愛の綻びを誰が知る？「駅長」そしてロシア版のロミオ＆ジュリエット？結末は悲劇？それとも喜劇？「百姓令嬢」

推薦理由：村上春樹『村上ラヂオ2』でこの本が紹介されていて、「その一発」を含んだ、この短編小説が読みたくなると『村上ラヂオ2』の感想を書くと、キジネコさんから『うんうん　そうそう　(^-^)　おらも　ここから「その一発」に跳びました。 』のコメントが…⇒洒脱な勧め方に関心しきりです。もちろん感想も雰囲気を伝えていてGOOD！

①sa.tさん（許可いただきました！）

②板羽 皆『サムライカアサン８巻』

③『この漫画は、ろうらくなんにょ…、……、りょーりゃく…、ろーりゃくにゃんにょ…、ろうにゃく？ろうりゃく？あれ？……うん、みんなにオススメする漫画です。全８巻、読了！素敵な漫画を読めて、本当に良かったです。プラスも楽しみ(^^)』

④私も大好きなサムライカアサンですが、この感想を拝見して、サムライカアサンの楽しさが伝わるなぁと思いました♪それに本当にsa.tさんみたいに、ろうにゃくなんみょ…、ろうみゃく…あれ？？ろうにゃくみゃんみょ…あれ？？とにかく、たくさんの方に読んでいただきたいなぁと思ったので、この感想を選ばせてもらいました（笑）

間違い過ぎやん（爆）以下訂正した分です。幹事さん、エンブレム姐さん、高田さん、ごめんなさい（謝）

感想主　エンブレムＴさん（許可いただきました）

本　　　　高田郁　「八朔の雪」

感想文面　　ここに一人の娘あり。歳は十八 紅をも差さず 故郷を離れた東国で 味の違いに戸惑いながら 優れた味覚と負けん気で 艱難辛苦を突き進む。火事と喧嘩は江戸の花 意地と意気地は江戸の華 義理と人情骨身に沁みて 眉を下げての泣き笑い。吹けば飛ぶよな身上なれど 胸に点した灯を抱き 神狐に祈るよ今日もまた。時代物との喰わず嫌いは ここはひとまず横に置き 胃も心をも満たす文 とくとじっくり味わうべし。此はど素人の駄弁なれど 伝えたいのはその心意気。『雲外蒼天』の相を持つ 娘の運命 此れ如何に。

推薦理由　もう言うまでもないですよね（笑）この口調。実はみをつくしシリーズはずっとこの名調子でべべんとやっておられます（笑）「まだ文体の形状が整っていない状態ですが」とおっしゃってましたがいえいえ、十分です。
文字通り「掴みはオッケー」大阪人の僕も脱帽でおます（笑）ただ、ネタバレの部類に、入っちゃうかな？（汗）

感想主　エンムレムＴさん（許可いただきました）

本　　　　高田郁　「八朔の月」

感想文面　　ここに一人の娘あり。歳は十八 紅をも差さず 故郷を離れた東国で 味の違いに戸惑いながら 優れた味覚と負けん気で 艱難辛苦を突き進む。火事と喧嘩は江戸の花 意地と意気地は江戸の華 義理と人情骨身に沁みて 眉を下げての泣き笑い。吹けば飛ぶよな身上なれど 胸に点した灯を抱き 神狐に祈るよ今日もまた。時代物との喰わず嫌いは ここはひとまず横に置き 胃も心をも満たす文 とくとじっくり味わうべし。此はど素人の駄弁なれど 伝えたいのはその心意気。『雲外蒼天』の相を持つ 娘の運命 此れ如何に。

推薦理由　もう言うまでもないですよね（笑）この口調。実はみをつくしシリーズはずっとこの名調子でべべんとやっておられます（笑）「まだ文体の形状が整っていない状態ですが」とおっしゃってましたがいえいえ、十分です。
文字通り「掴みはオッケー」大阪人の僕も脱帽でおます（笑）ただ、ネタバレの部類に、入っちゃうかな？（汗）

aruji
ねむねむあくび♪さん
冲方丁『光圀伝』
kansobun
読み終わってしまった…。熱い子龍から、厚い光國への成長…。かぶき、猛る若虎を鍛え上げた父の凄さと、それに答え、更には越えた、光國の鋼の心根。『天地明察』では安井算哲を心配しながら読んでいたのに『光圀伝』では光圀に魅了された。近しい人との別れには何度も涙をこらえ切れなくなった。時代劇の水戸黄門さましか知らなかったが、本当の光圀を知ることができて良かったと心から想う。この本との出会いに感謝。老いて尚、研鑽を積む光圀の生き方は、現代をのほほんと生きている私にも、向上心と熱い気持ちを遺してくれた。ありがとう光圀様
suisen
自分が読んだ本を読友さんも読んだことを初めて知った瞬間の喜びと、素直な感想に温かい気持ちになりました。「ありがとう光圀様」はそのまま「ありがとうあくびさん」でした。

①感想主 有さん（許可もらってます）

②流れ星が消えないうちに 橋本紡


大切に選ばれた言葉は溢れ出る流れ星となり、息つく間もなく、私に光を放ち続ける。ひとつひとつ読む度泣きそうになりながら、切なさに締め付けられながら、寂しい自分と向き合っていた。何度も繰り返し読みたい本に、今の私が欲しかった言葉たちに出会い、胸がいっぱいになった。誰かにとっては何でもない本かもしれない。でも私は、この本を、この本に溢れる優しさを、力強さを、一生忘れない。思いも言葉も廻るのだから。動いてこそ、見えてくるものがある。私は今動き出したばかり。みんな恐れながら、泣きながら、希望を探してるんだ。

④この本が、どれだけ好きかっていうのが凄く伝わりました。私もこの本が大好きで読後にこの感想を読んだのですが、自分が上手く言葉にできなかったことも、そして本の良さもぎゅっとつまった素敵な感想だと思いました。まだ読んだことのない人はきっとどんな物語か気になるはず、読んだ人は感想と共にあの物語の切なさや力強さを思い出し、心がぎゅっとするはずです。そんな風に思えたので、ぜひみなさんに知ってもらいたいと思い推薦しました(｡´ω`｡)

①感想主:ばっかすん

②本:「ヘヴン」川上未映子

③感想:ラストはなぞぱみん。。内容はかなぱみん。そして、つらぱみん。くるぱみんにさみぱみん。。でも、たのぱみん、うれぱみん。もありました。。いやー、、凄い話ですね〜コレ。。一気に読まされちゃいました。それはただの美しさだったという表現やばしっ。。

④推薦理由:作中に出てくる"うれぱみん"て感情の言葉なんですけど、色々な感情を使って表現し、それがばっかすんのキャラにもマッチしてて巧いなぁと思いました。あと「それはただの美しさだったという表現やばしっ。。」て、ホントそう！