はやみねさんの本について、語ろう。というものです。
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マチトム第五巻を読んでつぶやくときに書いたんですけど、いつものあとがきの最後の「Good Night, And Have A Nice Dream.」について、あのつぶやきよりも少しくわしく。
前に、はやみねさんのインタビューの中で、はやみねさんが愛読してファンである作家さんの一人として平井和正さんの名前が挙がっていて、このあとがきのフレーズについて、
「平井和正さんのアダルト・ウルフガイシリーズで、主人公が最後に「かならず、またお目にかかろう」と言うのですが、それがかっこよくて、自分も決まり文句を使いたいと思っていました。そこで、いつのまにか本を読み切ってそのまま寝てしまった子どものころの心地よさを思い出し、「おやすみなさい、いい夢見なさいね」としました」
と答えてらしたんですよね。
「必ずまた、お目にかかろう」っていうのは、平井和正さんのアダルト・ウルフガイシリーズの中の「狼男だよ」のエンディングなんです。
なんとなく、作家さんにも好きで愛読していた(している)先輩の作家さんや作品があって、何かつながるものがあってつなげられてきているのかな、って感じて、少し感動するようなうれしいような気持ちになりました。
平井和正さんで言えば、伊坂幸太郎さんも平井さんのウルフガイとか好きでずっと読んでいて、「モダンタイムス」や「魔王」なんかは平井さんの「幻魔大戦」の直接の系譜って感じですよね。「モダンタイムス」だとそのまま「幻魔大戦」って名前も出て来ていましたし、
有川浩さんと辻村深月さんの対談の中でも、新井素子さんの話だったかしら、「私も読んでた!」みたいな感じでお二人が新井素子さんから受けた影響の話をなさってた気がします。
はやみねさんはミステリ作家さんなので、いろんなミステリを読んで栄養にしているんだとは自然に思っていたんですけど、平井和正さんはSF作家さんなので、ちょっと意外に思って、それでよけいに何か感じるものがあったのかもしれません(^o^)
長々と書いちゃってごめんなさいでしたm(__)m
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