数学好きの人もこれから数学好きになりたいって人も、数学にちょっとでも興味がある人なら大歓迎です!!
数学について話し合ったり、問題を出したり、わからない部分を聞いたり、数学関連なら何でもアリです。
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文中の「そんな先達」とは柏原氏の師、佐藤幹夫のことである。
「まだスマホも、メールもなかったころの話だ。京都大学の教授だった森毅さんが、よく言っていた。数学教室の固定電話に6735の番号があった。これをなぜか若き数学者たちは「ロクナナサンゴー」でなく「ロクシチサンジューゴ」と覚えた▼そのためらしい。6かける7は、と計算するとき、頭に浮かぶのは「35」。学生も教員も「九九をまちがうヤツ」が大勢いたそうだ。森さんはユーモアをこめて言った。京大の数学は寛容だ、九九なんて「忘れたってなんとかできるほうが、数学の力である」▼数学界のノーベル賞とも言われるアーベル賞に、京大特任教授の柏原正樹さん(78)の受賞が決まった。ノルウェー科学文学アカデミーの選考の評は印象的だ。多分野の研究をつなぐ柏原さんの「独創的な思考」は、まるで「日本と南極を結ぶ橋」のようだという▼正直に言って、ノーとアーの違いも初めて知った門外漢の筆者に、その業績は理解できない。数学研究の最前線は、熾烈な競争が繰り返される厳しい世界である▼「朝起きたときにきょうも一日数学をやるぞと思っているようでは、ものにならない」。柏原さんの職場には、そんな先達の言葉が残るという。「数学を考えながらいつの間にか眠り、目覚めたときにはすでに数学の世界に入っていないといけない」▼類いまれな才能、それに甘えない努力、さらに加えれば、寛容さのスパイスだろうか。「数学は美しい」。そう語る柏原さんの偉業を、拍手でたたえたい。」
2025年4月5日朝日新聞朝刊紙「天声人語」より
柏原先生おめでとうございます!泉下では佐藤幹夫先生もさぞやお喜びでしょう
"日本人初!アーベル賞に京大・柏原正樹氏(78)が選出 「数学のノーベル賞」と称され賞金約1億700万円 「まさに真の数学的な先見者」アカデミー称賛" https://l.smartnews.com/m-jRoOEta/ehGr5c
2025 = 1^3 + 2^3 + 3^3 + 4^3 + 5^3 + 6^3 + 7^3 + 8^3 + 9^3
皆さま良いお年を(ΦωΦ)
どうせならπの日に発表して欲しかった(*^^*)
https://gigazine.net/news/20240619-string-theory-pi/
チョット遅れてしまいましたが…
“The beauty of mathematics only shows itself to more patient followers.”
- Maryam Mirzakhani
集合論は元々、カントールが、フーリエ級数の収束状況を調べる中で研究に着手したのが始まりだった、ということを志賀浩二先生の著書で初めて知った。
志賀浩二(1930〜2024)・・合掌
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