1988年に書かれたという『二重標的』から、2007年に刊行された『花水木』までには、実に20年近い歳月が流れている。にも関わらず、2/1に『二重標的』を読み終えて、今日2/21『花水木』を読み終えるまで3週間、私の中では全く違和感がなかった。解説を読むまで気がつかなかったのだが、舞台がベイエリア分署から、神南署に移り、再びベイエリア分署に戻ってきているにも関わらず、安積班に速水を加えた登場人物は、年をとっていないのだ。つまり、安積班シリーズは、警察小説界の『サザエさん』なのだ!安積班は、愛され続ける。
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