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(テスト)"I'm travelling alone" FOUR -- Spoiler Welcome
トピック

たま佳
2017/04/20 20:56

Chapter51から63まで、ネタバレOKのトピックです。

Chapter 51
ホルガーは娘と孫をセーフハウスに匿うことにする。迎えに行った車中、ミリアムはなぜ自分と娘だけ隠れなければいけないのか知りたがる。
ホルガーは理由を教えようとはしないが、ミアはメル友を装った今回の事件の犯人がホルガーにマリオンをさらうと言う内容の暗号を送ってきていたことを告げる。怒るホルガー。だがミアは犯人がミリアムにも接触したかもしれないと考えていた。
停めた車の外で言い争うミアとホルガー。最後にはミアが折れたようだった。彼女は口を閉ざした。

Chapter 52
最初のセーフハウスに不安を感じたホルガーはミリアムとマリオンを別のセーフハウスに匿う。
犯人にはこれはゲームなのだ。4人の少女の殺害は本来の目的ではないはず。銀行強盗をうまくやり遂げるにはどうするか?向かいのビルを爆破する。そういうことだ。
そしてミケルソンはホルガーを事件の捜査から外すつもりのようだ。ホルガーはミアに、1時間以内にチーム全員を本部に集合させろと指示を出した。

Chapter 53
捜査本部。みな疲れている。進展はない。
ミアは、ヘーネフォスの事件が発端であること、赤ちゃんをさらったが何かがあって赤ちゃんは死んだ、その責任を当時の操作責任者だったホルガーに負わせようとしていることを伝えた。犯人は捕まろうとしている。そして天国で再び赤ちゃんと一緒にいたいと思っているのだ。犯人は、女だ。
捜査線上に浮かんだ女たち。左右目の色が違う女。教会の女。ケアホームの女。
疲労困憊のミアの脳裏に友人が浮かんだ。そうだ、チャーリーよ!チャーリーはロジャーが一緒にいた女を何度か目にしている。彼(彼女?)に面通しをすればいい。

Chapter 54
ミア、ホルガー、チャーリーの3人がケアホームに到着すると、この間ホルガーと親しげにしていたカレンが出迎えてくれた。所長に連絡が取れないが、捜査の助けになるのならと協力してくれることになっていたのだ。
チャーリーはコンピューターに映し出される職員情報の写真を次々見ていく。そしてある女性職員のところで止まった。「彼女よ」
目の色は左右同じだがチャーリーは譲らない。そしてその女は以前ミアにベロニカのことを教えてくれた職員だった。
マリン・ストルツ。

Chapter 55
女は悪夢にうなされよく眠れないでいた。
彼女は生まれつきの先天異常で左右の眼の色が違っており、医者からは子どもも産めないといわれていた。頭の中で声がして、一日の中で何時間か記憶がなくなることがあった。マリン・ストルツでいる間は症状は出ないのだが。

Chapter 56
マリン・ストルツのアパートメントに人員を配置し、ミアとホルガーは車で張り込みを始めた。キムが彼女の不在を確認し部屋に踏み込んだ。言葉を失うキム。そこに何があったのか?

Chapter 57
スーパーから戻る女はアパートの様子がおかしいことに気付く。買い物した袋を落としたかと思うと踵を返し走り出した。

Chapter 58
サラは警察署にいる。元夫の残した映像のことを知らせるのに電話をかけ続け、3日経ってやっと刑事と会えることになったのだ。
アネットとガブリエルがサラに会った。ガブリエルはサラからノートパソコンを預かり、動画を復元するつもりだ。

Chapter 59
教会から遠く離れた湖のほとりに牧師とルーカスはふたりきりでいる。とうとう尊敬する牧師の家族になれる時がきたのかと期待に胸を膨らませるルーカスだったが、「悪魔を見たことがない者を信用することはできない」と湖に沈められ溺れさせられかける。
ぎりぎりのところで手を緩めた牧師は息の荒いルーカスを湖畔に引っぱり上げ聞いた。「悪魔が見えたか?」
首が折れるほど何度も頷くルーカス。

Chapter 60
マリン・ストルツの部屋は鏡だらけだった。壁一面、どの部屋も、隙間なく鏡で埋め尽くさ
れていた。
空港、駅、幹線道路に検問を敷くが、望み薄だろう。
部屋を見終わったミアは、ここにストルツは住んではいないと言う。少女を隠しておくスペースもない。どこかほかに家があるのだ。マリン・ストルツという名前も偽名だろう。
引き上げようとする鑑識にもう一度部屋をさらえと指示するミア。コンタクトレンズがないのだ。

Chapter 61
セーフハウスのミリアムとマリオン。
マリオンを寝かしつけたところに携帯電話のメッセージ着信が鳴る。もう一度移動しなくてはならなくなったが自分は迎えに行けない、代わりの刑事を行かせるからその指示に従ってほしいという父からのメッセージだった。
ブザーが鳴りミリアムは下のドアを開ける。しばらくするとドアがノックされた。真夜中、ドアベルではなくノックするとは気の利く刑事さんね。
ドアを開けると顔に布が押し付けられ、ミリアムは意識を失った。

Chapter 62
ミアはカフェで隣に座る女性ふたりの会話に耳を奪われる。オスロに、子どもができない女性を支援する団体があるという。
話を終え自分のテーブルに戻ると電話がなり、ルドヴィグからヘーネフォスのケアホームでも、教会は入居者たちに遺産を残すように言っていたらしいという情報が入る。
ミアはオスロの女性支援団体について調べるよう頼む。

Chapter 63
マリン・ストルツは依然行方がつかめず、ケアホームでの聞き取りでも手がかりは得られない。
教会を率いるサイモン神父と呼ばれる男についてもまったく手がかりがない。しかしホルガーの母親の話から、ルーカスはサイモン神父のアシスタントらしき存在だということは間違いなさそうだ。
そこへミアの家族が眠る墓地の神父から、シグリッドの墓が何者かに荒らされたという連絡が入る。シグリッドの名前が消され、代わりにミアの名前が書かれていたという。
さらにケアホームからはホルガーに、彼の母親の容体が急変したと電話が入る。

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