The Emperor's New Clothes / I Do Not Want What I Haven't Got / Sinéad O'Connor (1990)
『裸の王様』は英語ではこう言うんですね。未婚の母になったときに、周りからいろいろ言われているときに作った曲らしい。
80年代の雑誌を読んでいて、ヴァージニア・ウルフ(Virginia Wolf)というバンドがあったことを知って驚いた。ジョン・ボーナムの息子がドラムで、デビューアルバムはロジャー・テイラーがプロデュースしていたとのこと。ネットでちょっと探してみたけど、イギリスの作家Virginia Woolfとの関連は不明。
Jekyll And Hyde / Got Your Six / Five Finger Death Punch (2015)
スティーブンソン『ジキル博士とハイド氏』。昔読んだ。わりとおもしろかった記憶がある。この曲は、心に怒りを抱えながらも顔に笑みをはりつけている生き様について歌われている。
one two three / IT'S A WONDERFUL WORLD / Mr.Children (2002)
『ビデオに撮った「ショーシャーンクの空に」見てからは』というフレーズがある。明らかに映画のことを言っているが、原作があるのでよしとしよう。私はスティーヴン・キングの原作『刑務所のリタ・ヘイワース』は読んだが、映画は観てない。短編集『恐怖の四季』では、『スタンド・バイ・ミー』もいいけど、『ゴールデンボーイ』にキングのすさまじさを感じた。キングは短編がいいですね。
Of Mice & Men(二十日鼠と人間)というバンドが存在することを昨日知った。 Attack Attack!のボーカルが作ったバンドとのこと。多読本で読んだけど、本編は未読。
Catcher In The Rye / Chinese Democracy / Guns N' Roses (2008)
『ライ麦畑でつかまえて』そのままのタイトルだが、この曲は、この本を愛読していたというマーク・チャップマンとジョン・レノンのことを歌っているとも言われている。昔読んだが、意外とおもしろくて感心した覚えがある。
Lone Justice / Spreading Disease / Anthrax (1985)
この曲で歌われる、アウトローたちを処刑する法の番人みたいな「ガン・スリンガー」は、スティーブン・キングの『ダークタワー』シリーズにインスパイアされている、という説がある。一巻だけ昔読んだけど、ぜんぜん憶えてない。
Do What You Want / Suffer / Bad Religion (1988)
この詩に出てくる "Superman" は、『ツァラトゥストラかく語りき』の「超人」とする説あり。私は若き日にわりと序盤で挫折。
PartII (The Numbers Game) / Suffer / Bad Religion (1988)
国家による欺瞞、国民への監視、他の国々に及ぼす支配について歌っている。"With opiates of silicon, Big Brother schemes to rule the nation" と、ジョージ・オーウェル『1984年』に出てくる Big Brother という名前がそのまま使われている。本は読んだはずだけど、ほとんど憶えてない。
Portrait / Lionsheart / Lionsheart (1993)
40年容色の衰えない男、醜く朽ちゆく肖像画。明示はされていないが、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』を下敷きにしていると思われる。既読だが内容はほとんど覚えてない。
East Of Eden / Victor Young (1955)
ジョン・スタインベック『エデンの東』。同名映画のテーマ曲。てっきり原作はパトリシア・ハイスミスだと思っていた。それは『太陽がいっぱい』である。つまり、アラン・ドロンとジェームズ・ディーンがごっちゃになっているくらいの映画音痴なのである。もちろん未読。映画も未鑑賞。
Heads I Win, Tails You Lose / Detonator / Ratt (1990)
シャーロック・ホームズシリーズより。罵詈雑言が並べられた曲。"I may not be a Sherlock / But you ain't got a clue" というフレーズがある。「おれはホームズじゃないけど、お前には手がかりがつかめないってことは分かるぜ」というような意味だろうか。
We Didn't Start The Fire / Storm Front / Billy Joel (1989)
ロバート・A・ハインライン『異星の客』未読。J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』既読。ビリー・ジョエルの生まれた1949年から1989年までのさまざまな歴史的事象が歌われている。小説ではこの二冊が上げられている。このチョイスは興味深い。
For Whom The Bell Tolls / Ride The Lightning / Metallica (1984)
アーネスト・ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』にインスパイアされた曲らしい。未読。スペイン内戦?で丘を守るために死んでいく五人の兵士について、そして戦争の不条理について歌われている。
Ride The Lightning / Ride The Lightning / Metallica (1984)
スティーヴン・キング『ザ・スタンド』に出てくるセリフが元になっているとのこと。未読。電気椅子にかけられて死んでいく男の苦痛と恐怖が歌われている。しかし夢オチっぽい。
Wuthering Heights / The Kick Inside / Kate Bush (1978)
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』。昔読んだが、なんか幽霊が出てきて気が狂う話だったな~ということしか覚えていない。サビで歌われているのがそのシーンだろうか。さんまの『恋のから騒ぎ』(そういえばこれはシェイクスピアですね)のオープニングで有名だが、個人的にはAngraのバージョンほうが馴染み深い。
エレウテリア / Limit Break / Cyntia (2014)
『ハーメルンの笛吹き男』『白雪姫』
「ハーメルンの笛に誘われて 厚化粧魔女の毒りんごKiss」という詩が冒頭にある。このバンド、曲調といい詩といい、ファンの年齢層高いのだろうと思ってたら、聖闘士星矢のアニメの主題歌やって子どもさんやお母さんにも人気あるんですってね。最近よく聴いています。
Moby Dick / Led Zeppelin II / Led Zeppelin
ハーマン・メルヴィル『白鯨』。オーディオブックで一応聴き通したことがある。このドラムソロについてジョン・ボーナムの息子が「モビーみたい」と言ったのが由来とか。
Childhood's End / CHILDHOOD'S END / TM NETWORK
アーサー・C・クラーク『幼年期の終り』。未読。1分に満たないアルバムトラックのインスト。ぜんぜん印象に残ってなかった。原作は一昨年ドラマ化されてたんですね。知らなかった。
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