同書のp200に紹介されていることです。昭和20年、東大法学部教授の南原繁や高木八尺は幣原喜重郎に対し、早期に終戦工作に取りかかるように要請しました。幣原はその要請を断り、「幣原は南原らに焦土作戦を説き、国民最後の一人まで戦うべきだと述べた」とのことです。以上のことは、伊藤隆『昭和十年代史断章』のp283以下、あるいは丸山眞男ほか編集の『南原繁回顧録』(東京大学出版会)のp288以下でも言及されているとのことです。もしよろしければ、ご覧下さい。
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