韓国のムン・ジェイン大統領がなぜ北朝鮮に好意的なのか。多くの日本人にとって理解しがたいのではないでしょうか。
今日の産経新聞では、「ストックホルム症候群」という概念でムン大統領の言動を説明しようとしています。ある人が過激派に誘拐され、人質になったとします。そうすると、その人質がしばしば、過激派の思想にどうちょうする態度を示すようになります。1970年代のストックホルムで初めてこうした現象が確認されました。
しかしながら、ムン大統領の言動をストックホルム症候群で説明するには無理があります。その理由は単純で、ムン大統領は北朝鮮の人質ではないからです。
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