昭和20年になって鈴木貫太郎政権下で、対ソ和平工作が成されます。
鈴木貫太郎政権下で、対ソ和平工作がなされます。内閣書記官長の迫水肥薩氏は和平工作に幻惑されて、ポツダム宣言をまったく予期しなかったとうことです。迫水氏は典型的な「革新官僚」の一人でしたが、以下にこの時期、国際社会を見る目が曇っていたかが、分かります。
この本には出てきませんが、ポツダム宣言の署名はアメリカ、イギリス、中国で、ソ連は入っていなかったので、わが国はその点を好意的に解釈して、対ソ和平工作にソ連は重視しているのではないかという幻想を抱きく「おまけ」つきでした。
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