評論家の池田信夫氏などは、「新潮45」の休刊を捉えて、「保守の劣化」を叫んでいます。
しかし、私の考えは異なります。人間の破壊衝動はそれこそ人間が存続する限り続くでしょうから、「保守」の思想も永続すると思います。破壊衝動が人間社会を壊そうとするに対し、そうした動きに反対するのが「保守」の神髄です。
それと未だに誤解されますが、保守の思想は、元来穏健です。いかなる急進主義にも反対します。月刊誌の「正論」や「WILL」などは保守ではないと思います。
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