日露戦争の講和としてポーツマス条約が結ばれました。しかし、国内では反対意見も強く、日比谷焼き打ち事件が起こりました。そうした折、10月7日に講和条約破棄を目指した「国民倶楽部」結成され、その設立趣意書のなかに「内に立憲主義 外に帝国主義」との文言があります。こうした勢力がその後大正デモクラシーを擁護するようになり、昭和の戦争へとつながっていきます。
わが国では、戦前も戦後も、立憲主義を名乗る勢力こそ要注意です。
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