韓国の対日姿勢が強硬です。このようなとき、日本が韓国に対し協調外交を展開したら、国民はどのように反応するでしょうか。おそらく大多数の国民は憤ると思います。
昭和初期、中国が革命外交を展開し、外国と締結した条約を破るのも辞さない姿勢を示したとき、民政党の幣原喜重郎外相は融和的な態度をとりました。そのような外交は通用しないことは自明ですが、幣原自身は理解できなかったのです。
満州事変が勃発し、国民の多くが喝采した理由の一端は幣原外交にあったのです。
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