読書メーター KADOKAWA Group

日本近現代史研究会

  • Xでシェア
  • facebookでシェア

『世界史のなかの文化大革命』(馬場公彦・平凡社新書)
トピック

辻貴之
2018/11/12 09:10

昨日の読売新聞の書評欄で、同書が紹介されていました。従って私がこの本を読んだわけではありません(ぜひ読んでみようとは思っています)。
その書評のなかで、以下のような言葉が印象に残りました。

 インドネシア、中国、そして世界を巻き込んだ革命の熱狂は、惨憺たる失敗に終わった。しかし今日「時代閉塞のなかでの破壊願望がさまよい、造反のための暴力のマグマはたまっていくことだろう」と著者は指摘する。文革の夢はついえて久しいが、その残響は今もこだまし、亡霊が徘徊しているのである。

 指摘の通りだと思います。

このトピックのコメント

データの取得中にエラーが発生しました
このトピックのコメントはありません
新着
参加予定
検討中
さんが
ネタバレ