昨日の読売新聞の書評欄で、同書が紹介されていました。従って私がこの本を読んだわけではありません(ぜひ読んでみようとは思っています)。
その書評のなかで、以下のような言葉が印象に残りました。
インドネシア、中国、そして世界を巻き込んだ革命の熱狂は、惨憺たる失敗に終わった。しかし今日「時代閉塞のなかでの破壊願望がさまよい、造反のための暴力のマグマはたまっていくことだろう」と著者は指摘する。文革の夢はついえて久しいが、その残響は今もこだまし、亡霊が徘徊しているのである。
指摘の通りだと思います。
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