マーク・ハウザーというカリスマ教授がかちてハーバード大学にいました。彼は論文不正の門で大学を去ることを余儀なくなれますが、心理学の権威です。
私は英語は得意ではなく、時間をかけて(そのうえ辞書とネット翻訳の助けもかりて)、同書を読みました。
ハウザーがこの本で強調していることは、あらゆる生物の中で人間だけが残酷行為をなす事が可能で、それはひとえに、知性(思考)と感情の組み合わせが可能になったからだと指摘しています。知性と感情が組み合わさったことから、幻術なども誕生したのですから、positive
な面も多多あるのですが、negativeの最たる面が人間の残虐性だったのです。
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