英国の日本近代史研究家、イアン・ニッシュの『戦間期の日本外交』によれば、幣原喜重郎の「協調外交」というのは、戦後の左派・リベラルによる思い込みのようです。少なくとも、英国とは協調体制を捨て、わが道を行くという独善的な外交スタイルを展開しています。次回は、同書から直接引用します。
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