同書はまぜ北海道大学の教員であったアラン・ミラー氏が構想したものですが、40歳代という若さでなくなったため、サトシ・カナザワ氏がそのあとをひきついで出版にこぎ着けた著作です。
私たち人間の心がどのように進化したのか。一番根底にあるのがいわゆる利己的遺伝子論です。私たちは自らの生存をより確実なものにするため、そして繁殖の機会(つまりセックスの機会)をより多くするため、心を進化させました。
そして、とうとう最後には、神が存在すると「認識」するまでに至ったのです。そうした経緯を次回以降説明します。
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