著者は緒方竹虎の子息です。この本によれば、戦後になって幣原喜重郎が首相に選ばれたのは、犬養毅の盟友、古島一雄の推薦が大きかったとのことです。緒方竹虎は犬養、小島、そして玄洋社の頭山満らとは非常に親しいものがあり、幣原の首相就任にも関与しました。
犬養はアジア主義で非常に危険な政治家ですし、緒方竹虎も戦時下の朝日新聞で戦争を煽ったジャーナリストでありました。
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