昭和26年になって対日講和条約に関する交渉が煮詰まってきました。ただ吉田首相は米国の求める再軍備には応じません。それゆえ安保条約では、日本は不利な条件を飲まされました。①日本には米軍基地提供の義務があるが米国には日本防衛の義務はない②いわゆる極東条項
③大規模な内乱が生じた場合米軍が介入できる「内乱条項」です。
②は現在も続いていて、問題は①と③でした。岸内閣でそうした問題点は改定されました。昭和35年の安保闘争は、ある意味で太平洋戦争の再現に近いものがありました。
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