著者は科学系のジャーナリストです。同書はドイツでは100万部以上売れた大ベストセラーです。感情と思考の関係について、以下のように言及しています。
感情と理解力(悟性)は矛盾しないのだ! それらは私たちの行為のすべてにおいて、対立するものではなく、共に働くものである。感情と理解力は精神の営みにおけるパートナーであり、ときには頼りになる友人であったり、ときには仲たがいをすることもあるが、互いの関係を断つことはできない。(中略)なぜなら、ます感情が思考にたいして、事の成り行きを予知すべく指示を与えるからである。情動による後押しなしには、思考は動きださない。
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