引用します。
人間という種は、真実よりも力を好む。私たちはこの世界を理解しようとすることよりも、支配しようとすることに、はるかに多くの時間と努力を投入するし、たとえ世界を理解しようとするときにさえ、たいていは、それによって世界が支配しやすくなることを願ってそうする。したがって、真実が君臨し、神話が無視される社会をあなたが夢見ているのなら、ホモ・サピエンスにはまったく期待が持てない。チンパンジーでも当てにしたほうがましだろう。
ユハラ教授は同書のp309においても、「真実がホモ・サピエンスの課題リストの上位に入ったことは一度もなかった、というのが真実だ」とも語っています。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます