朝日新聞は従来社史などで、満州事変勃発後の社論転換について右翼の脅迫が一因だった主張してきました。しかし、同書はそうした主張には根拠がないと指摘しています。
そして、内田が大阪朝日の皇室記事誤植事件で朝日擁護にまわったことは、緒方も認めるところである。「右翼がしきりに圧力」としながら、後藤本でも社史でも「圧力」の具体的な内容の記述がまったくないのは、そもそも「右翼」の「圧力」などなかったから書けないのではないか。
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