外相の松岡洋右は昭和16年3月末から4月にかけて、ドイツなどを訪問しヒトラーとも会談します。その際、ドイツが近くソ連を攻撃するという情報を得ながら、帰国しても誰にもそれを伝えていません。独ソ開戦は、日本の命運を握る重大事です。それを帰国してからも秘密にしているのです。驚くべき事です。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます