石川幹人(まさと)・明治大学教授の『なぜ疑似科学が社会を動かすのか』の副題は、「ヒトはあやしげな理論に騙されたがる」となっています。
戦後日本の疑似科学の典型が憲法9条ですが、昭和戦時下の日本では石原莞爾の「政界最終戦争」などその典型でしょう。詳細は次回述べるとして、石原はそれを根拠として満州事変を起こしましたし、その影響をうけた田中新一は参謀本部作戦部長として、太平洋戦争開戦をリードしました。
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