著者はフリーのジャーナリストです。この本の第3章で鈴木貫太郎内閣の外相である東郷茂徳の言動を詳細に記述されています。そして、不可解な言動がいくつか列挙しながらも、最終的には東郷の言動を合理化しようと試みているように、私には思えます。
換言すれば、東郷の言動は日本をソ連の属国にしようと考えれば、すべて合理的に説明できるのですが、著者にはそのような気持ちは毛頭ないようです。次回以降、具体的に列挙していきます。
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