しかし他面で、「アジア」ないし「アジア主義」という言葉が使われるだけで、現在の東アジア共同体のプロジェクトにも、過去の日本帝国による「アジア主義」プロジェクトの色彩が、知らぬ間に寄り添い、忍び込んでいくことも、あまり認識されていない。まずそのことを、強く認識すべきである。
同書は2010年の発行ですが、まさに民主党政権が推進した「東アジア共同体」構想の危険性が指摘されています。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます