私に日本近代史観にぴったりな文章を発見しました。引用は次回に回して、大筋だえ述べます。
大正時代に入って、憲政擁護運動が起こりました。首相の桂太郎と「憲政の神様」と呼ばれた犬養毅・尾崎行雄の対立がよく知られています。しかしながら、両者はともに、日露戦争後の日比谷焼討事件の際に生まれた「国民主義的対外硬派」の系譜に属します。第二次大隈重信内閣の成立により、両者は統合されます。よって第二次大隈内閣は、日本近代史上最悪ともいえる政策を展開しました。
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