同書は中西輝政・京都大学名誉教授が、教え子の研究者たちの論文をあつめて編集した著作です。1902年から1972年までの東アジアを扱ってます。第10章は、大原俊一郎・亜細亜大学准教授の「一九二〇年代外交の変容と東アジア」という論文で、東郷重徳や後藤新平がワシントン体制に反する外交を展開しようとしている記述があります。次回に、その点を引用します。
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