入門講座③石の生き方
強くなってくると、早い段階で石が取れるかどうかわかるようになってくる。もう取られないって状態の石は「生きている」って表現をします。逆に、この先どう頑張っても取られる石は「死んだ」石です。
今回は、生き死に の基礎を話します。ちょっと図3-1を見てほしい。e5に黒石置いてもいい?
答えは、NO。置いた瞬間に隙間なく四方囲われるような場所には、打てないんです。図3-2のe9も同様です。
次に図3-3をご覧ください。黒はe5に打っていいでしょうか?
今回は、YES。白石が取られます。
何故かと言えば、黒石がe5に置かれた瞬間に白が完全包囲されて隙間がなくなるから。
図3-4の下辺も右上隅も同じ。e5やj9に黒が打って、白石を取れます。
さてさて、図3-5はどうでしょう? これがいわゆる 生きた状態です。図3-6のように囲っても、空きマスに石が置けない。1度に2箇所同時に打てないですからね。
もちろん図3-7も生きです。
では、図3-8は生きてますか?
正解は生き。2マス空いてる所に黒石ひとつは置けますが、その後打てる場所がないんですね。
わかりやすい判別方法を言うと、「2つに仕切りを作れるなら生き」
専門用語では、2眼あれば生き。
因みに、図3-9の白のようにいつでも、2眼作れる広さがあれば、このままで生きと考えます。③石の死で詳しくみてみましょう。
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