5月のベスト発表です。
今回は点数化してみました。
2点
面白さ・のめりこみ度 100点満点
衝撃・インパクト 100点満点
合計200点で順位出しします。
5月のエントリー作品は22作品
星の子
満月と近鉄
向日葵の咲かない夏
葉桜の季節に君を想うということ
蛇にピアス
こちらあみ子
パラレルワールドラブストーリー
勝手にふるえてろ
ナミヤ雑貨店の奇蹟
宇宙衛生博覧会
密室殺人ゲーム王手飛車取り
一番線に謎が到着します。
犬神館の殺人
きらきら共和国
コンビニエンスストア様
笑うな
琴乃木山荘不思議事件簿
最後の伝令
星降り山荘の殺人
ツバキ文具店
コンビニ人間
阪急電車
では、いよいよ発表します。
第5位
面白さ・のめりこみ度 95
衝撃・インパクト 92
合計 187
5位にしてこの高さ。
この本は
今村夏子著
「こちらあみ子」
何も悪いことをしていないのにすべてが裏目に出るあみ子。
少しだけ人と感覚がずれているだけでこんなにも……。
見ている方は切なくなるも、本人は気にしていない様子。
きっとあみ子は、幸せなのだろう……。
第4位
面白さ・のめりこみ度 92
衝撃・インパクト 96
合計 188
倉知淳著
「星降り山荘の殺人」
ゆきの山荘。陸の孤島。
ミステリーの典型パターン。
普通のミステリーかと思いきや、各章の冒頭には筆者からのコメントが。
著者によるミスリードが秀逸。
読了後パニックに。解説を読んでようやく騙されたことに気づく。
第3位
面白さ・のめりこみ度 97
衝撃・インパクト 96
合計 193
歌野晶午著
「葉桜の季節に君を想うこと」
大どんでん返しの代表作品と知ったうえで。
まさかのどんでん返しに思わず天を仰ぐ。
タイトルの伏線回収にため息。
なるほど……。
第2位
面白さ・のめりこみ度 100
衝撃・インパクト 95
合計 195
東野圭吾著
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
著者には珍しいSF作品。過去と現在を行き交う手紙。
多くの人の物語が複雑に入り乱れるが、最後には……。
主人公が何も書かずに出した手紙への店長の返事が秀逸。
感動の一作。
第1位
面白さ・のめりこみ度 99
衝撃・インパクト 108
合計 207
金原ひとみ著
「蛇にピアス」
数あるミステリーを抑えて、純文学が一位に輝く。
主人公の彼氏は赤髪に入れ墨。そして、スプリットタン。
彼氏のために舌に穴をあけ……。
主人公・彼氏・入れ墨師の3人の物語。
最後は本当にそれでいいのか。
2003年発行。その当時読んでいたらどのような感覚だったのか。
未成年にはお薦めできない問題作。
あなたは本当に20才でそれを書いたのか。
その他、6位~10位も見てみましょう。
6位・面97・衝88・計185・コンビニ人間
7位・面95・衝86・計181・一番線に謎が到着します。
8位・面89・衝90・計179・密室殺人ゲーム王手飛車取り
9位・面88・衝86・計174・勝手にふるえてろ
10位・面87・衝86・計173・向日葵の咲かない夏
10位・面93・衝80・計173・ツバキ文具店
5月はYouTubeを見てお薦めの本をたくさん読んだ月だった。
このようなHIレベルの点数になることはもうないだろう。
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