NSAは、輸出されるサーバーやルーターを応酬して監視ツールを埋め込む。おそらく中国企業のネットワーク機器にも監視装置は埋め込まれている。経済的な競合相手というだけでなく、監視手段としても競合しているというわけだ。
アップストリーム監視は、様々なプログラムを通じて光ファイバーケーブルやその他の通信インフラの情報を傍受する。一方PRISMは、インターネット最大手9社のサーバに。NSAは直接アクセスできる。とりわけマイクロソフトは、スカイプ、アウトルックなど通信プラットフォームへのアクセスを提供している。
著者はジャーナリスト、弁護士。スノーデン(元CIAのエージェントでNSAのアドバイザー)から接触。香港で会う。まるでスパイ小説。ユビキタス極秘監視システム…パナパティコンが牧歌的に思えてくる。
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