キッチュの例として、アール・ポンピエを挙げる。ポンピエとは消防士。ポンペイの掛詞かもしれない。軽蔑されたが、再評価されているらしい。後、キッチュについて、ソンタグの論考を参照すること。
「鞭打たれ、荊の冠をかぶせられ、十字架に磔にされ、苦悶するキリストをぎりしあてきな美の形式で表現することはできない」ヘーゲル『美学講義』「我々が目にした主は美しくもなく、魅力的でもなかった。顔は嫌悪すべきもので、身体は歪んでいた……しかし、その醜さが我々の美となるのだ。現世では、我々は醜いキリストにすがりつこう」アウグスティヌス『説教集』
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます