文楽、私も大好きです。大学のころに授業で見て唯一ハマった古典芸能でした。まだ玉男(初代)や蓑助がばりばりの頃、越路太夫もギリギリ現役でした。一時期観なくなりましたが、近松物のポスターを見ると心惹かれます。最近またぽつぽつい観てたんですが、国立劇場も閉館し見る機会がだんだん少なくなってどうなるんだろう?大阪文楽劇場が開館してから1,2度行きました。大阪在住羨ましいです!
写真探したらもう3年も前だった^^
国立文楽劇場「生写朝顔話」
文楽は人形の所作に見とれ、太夫の語りの迫力に圧倒されるのですが、実は脚本の荒唐無稽さ、人権無視(特に女子ども)に辟易とすることが多く😓観始めた頃は近松ってこんな下らない話を書いてたんだ…と驚いたのですが、最近は江戸時代の社会規範は現代とは全く違うのだと妙に納得しています😅今回の話は天保年間のもので近松のようにメジャーな作品ではないのですが、悲恋物の間に喜劇の段が入ったり、結構面白かったです。桐竹勘十郎はやっぱり上手い😄
ナイロン100℃「江戸時代の思い出」
三宅弘城と大倉孝二の掛け合いが面白くて♪
江戸時代と現代がシンクロする喜劇。何でシンクロしているのか最後までわからず、伏線も回収されないまま😅飢饉の真っ只中の江戸時代なのに爆笑続き。とにかく、面白かったです〜。
半年近く放置してしまった・・・。忙しい中ちょこちょこ行っているので、順を追って追記いたします!
東京・春・音楽祭
ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」(演奏会形式)
指揮マレク・ヤノフスキ― NHK交響楽団 東京オペラシティ合唱団
トリスタン…スチュアート・スケルトン
イゾルデ…ヒルギュッテ・クリステンセン
有名なテーマは芝居で使ったり単独で聞いたりしてお馴染みだが、全幕通しを生で見たのは初めてだ。一幕の一気に盛り上がる愛。二幕の愛欲絶頂。三幕の死。
イゾルデの愛のテーマがオーボエ他管楽器が大活躍するので、ぜひ読響の荒木さんのオーボエで聞いてみたい。N響は上手いけどお行儀良い感じで物足りない。感情爆発音楽なので。指揮は18番だがさすがにお歳でぎりぎりだ。
近鉄アート館 イッセー尾形の「右往左往劇場」です。新作ばかり8本だったので、微妙にこなれていない感はありましたが(笑)、風刺の効いたネタを含め、どれも面白かったです。また、舞台袖が楽屋に見立ててあり、次々に衣装やメークを変えていく様子から、次はどんな役だろうと興味津々で観られました。席もとっても良かったので、アート館の椅子は座り心地アウトなものの、集中して見ることができました。
近場のホールのコンサート、いいですよね。気軽に行ってみてください。
私も自宅から歩いて5分の文化会館が、たまたまクラシックで有名なホールで、そこに行っているうちにはまりました^^
サンケイブリーゼ KERAの「骨と軽蔑」です。前回のケムリ研究室「眠くなっちゃった」のダークさに比べると、設定はやはりとても重いものでしたがユーモア溢れる軽妙な会話でとても楽しかったです。その会話に騙されそうになっていると、戦時の異様さに引き戻され…ラストは怖いものでした。
クラッシックコンサート、我が家から歩いて5分のところにある文化ホールでよくワンコインコンサートがあるので、一度いってみたいと思いつつ…😓
名古屋フィルハーモニー交響楽団東京特別公演@東京オペラシティ・コンサートホール
指揮 川瀬賢太郎
レスピーギ・交響詩「ローマの噴水」
・交響詩「ローマの松」
休憩
レスピーギ・交響詩「ローマの祭」
アンコール
マスネ・カバレリア・ルスティカーナから間奏曲
レスピーギローマ三部作を一挙聴くのが面白そうで衝動買い。
3月は暇なのでクラシックづいてしまいました^^
オーケストラ能力がフルに問われる曲目なので、バランスや個の能力など手放しに絶賛はできないが健闘。名フィルはプログラムが面白いので以前からちょくちょく行っている。開場時にロビーコンサートを開いたり、オーケストラの名前入り配置表を付けたり営業努力も素晴らしい。
この日は23年間コンサートマスターの日比さんの退任ということで花束贈呈があった。
辻井伸行×三浦文彰 究極の協奏曲コンサート@TACHIKAWA STAGE GARDEN
指揮ニール・トムソン 読響
チャイコフスキー バイオリン協奏曲
休憩
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
入場してびっくり、反響板がない、クラシックをやる小屋ではなく、何人入るだろうという大箱だった。そういえば入る前もやたら行列させててロックのコンサートみたいで、フジコ・ヘミングの時も感じたんだが、お金のにおいがプンプンした。演奏者じゃなくて、周りがね。
入場料も高いので3階の下手ギャラリーという辺鄙な席だったので半ばあきらめ気味だったが、意外な発見が!。ラフマニノフの2番はピアノが旋律弾かないので時々オケに紛れて何弾いてるのかわからない瞬間があったのだが、反響板がないぶんオケが埋もれて、ふふーん、ピアノはここはこんな風に弾いていたのか~と改めてよくわかり、目から鱗でした。
初辻井でしたが、オケや独奏楽器がどうしてもピアノに合わせている感じがして、やはりソロを聞きたいと思いました。が、読響オーボエ主席、推しの荒木奏美さんがいて、第1楽章最初の方でオーボエとピアノが絡む瞬間がわたしにとっては一番良かった!あと、三浦文彰、辻井とならアンコールやるんだ(普段はなし)というのと、アンコールでよくお弾きになる自作はお人柄の良さはにじみ出ているのだが、なんにせよ退屈なのでやめた方がよい。
ルドルフ・ブッフビンダー・ピアノリサイタル@東京文化会館小ホール
東京・春・音楽祭 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会Ⅳ
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長Op.10-2
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
ピアノソナタ第16番ト長調Op.31-1
休憩
ピアノソナタ第29番変ロ長調Op.106ハンマークラヴィア
またまた報告サボってました!
東京・春・音楽祭は今年は3枚チケット買っていて、1発目です。77歳とご高齢だが、驚くほど明るく力強く、手元は多少危うい場面もあったが、そのラフさも込みで「ウィーン風」な感じだった。イメージだけでドイツの人と思っていたので(無知)とても驚いた。ハンマークラヴィアの超絶技巧性もギリギリこなしてはいたが、落語家と同じで演奏家も技術力と表現力がギリギリ拮抗して一番いい時期は60代半ばから70代前半に掛けてなのではないかなと思った。
他の人のハンマークラヴィアも聞きたくなった。
ジャン=ギアン・ケラス 無伴奏チェロリサイタル@浜離宮朝日ホール
J.S.バッハ・無伴奏チェロ組曲第1番ト長調
ブリテン・無伴奏チェロ組曲第1番Op.72
休憩
黛敏郎・無伴奏チェロのための「BUNRAKU」
リゲティ・無伴奏チェロ・ソナタ
J.S.バッハ・無伴奏チェロ組曲第5番
一昨年チケット買ってて仕事で行きそびれたコンサートのリベンジだ。
アンテルコンタンポランの人だったのか。とても現代的なバッハだった。ブリテンがよかった。おいくつなのだろう?
アンコールはデュポールの練習曲第7番とバッハの6番のプレリュード。
読響第636回定期演奏会@サントリーホール
指揮 マリー・ジャコ
ピアノ 小曽根真
プロコフィエフ・歌劇「3つのオレンジへの恋」組曲
ラヴェル・ピアノ協奏曲 ト短調
休憩
プーランク・組曲「典型的動物」
ヴァイル・交響曲第2番
長身のフランス人女性指揮者で、音はとても繊細に聞こえた。
小曽根のラヴェルはもうほとんどジャズ。ソロパートも即興くさい。いいけど。アンコールはコントラバス首席とコラボして「A列車で行こう」クラシックの人は上手いな。この人は割とジャズ的センスあった。
クルト・ワイルもフランス的なエスプリにあふれていて攻撃的でない。
だいぶアップをさぼってます!
神奈川フィル/広上淳一@清水文化会館
スメタナ・交響詩「わが祖国」全曲
神奈川フィルがお隣の県に出張コンサート。1時間半ぐらい休憩なしで全曲通しだった。こんなに激しい曲ばかりだっけ?というぐらい広上さん大張り切りで、疲れ果ててアンコールはできませんがと、アフタートークしてくれた。アンサンブル金沢の芸術監督になったということ、地震の義援金のお願い。石田組の石田泰尚がコンマスなのだが、目立ちすぎて(格好が)気になる^^
「緑に満ちる夜は長く・・・」@新国立劇場小劇場
毎度、田村孝裕作・演なので観に行きました。過去作のあれこれで見たようなシーンにほくそ笑む。劇団で見たかった。主役の人がジャニーズ?(死語?)なのか、客席は98%女性。そんな芝居じゃなかったけど、楽しんでもらえたのだろうか?山口森広は相変わらずよい。溝口君も良かった。こういう芝居の方があっているのでは。
リーグ・ワン 第4節 スティーラーズvsサンゴリアス@秩父宮ラグビー場
今年最初の頃でしたが、行ってきました。サンゴリアスにはチェスリン・コルビにサム・ケイン、スティーラーズにはブローディ・レタリックにアーディ・サベア!凄い!スティーラーズは後半逆転されちゃったけど、勝てる試合だったなあ、前半ラストプレイは余計だった。あのまま終わっておけば。ゲームコントロールの差が出た試合でした。
shinnさん おはようございます。お知り合いが出たらしたんですか!二兎社、いつも凄く面白くて大好きです。来月はKERAとイッセー尾形があるので楽しみです😊
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