課題図書を読んできて感想を話し合う読書会の8回目です。
今回は皆川博子『双頭のバビロン』 を取り上げます。
お気軽に(というには味わいたっぷりな作品のようですが…(^_^; )ご参加ください。
[ 本の紹介 ]
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爛熟と頽廃の世紀末ウィーン。オーストリア貴族の血を引く双子は、ある秘密のため、引き離されて育てられた。
ゲオルクは名家の跡取りとなって陸軍学校へ行くが、決闘騒ぎを起こし放逐されたあげく、新大陸へ渡る。
一方、存在を抹消されたその半身ユリアンは、ボヘミアの「芸術家の家」で謎の少年ツヴェンゲルと共に高度な教育を受けて育つ。
アメリカで映画制作に足を踏み入れ、成功に向け邁進するゲオルクの前にちらつく半身の影。廃城で静かに暮らすユリアンに庇護者から課される謎の“実験”。
交錯しては離れていく二人の運命は、それぞれの戦場へと導かれてゆく―。
動乱の1920年代、野心と欲望が狂奔する聖林と、鴉片と悪徳が蔓延する上海。
二大魔都を舞台に繰り広げられる、壮麗な運命譚。
http://book.akahoshitakuya.com/b/4488024939
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【読書会の形式】
喫茶店のミニ会議スペースを使って一冊の本について話し合います。
感想を思いついた人が何かコメントをして、それを聞いた他の参加者が思い思いのコメントをして……という様な雑談形式で進んでいきます。
雑談形式の面白いところは、一人では考えることのなかった物語の魅力に別の参加者の眼を通して気づくことができる点だと思います。
誰かの何気ない一言から物語の見え方がガラっと変わったり、釈然としなかった点が解消されたり、読書会のその場で新しい見方が生まれたり……等々。
堅苦しい会ではありませんので、
新しいジャンルの本を読むきっかけにするなど、
何らかの形で読書の役だてていただければ幸いです。
【日時】
2014年3月2日
16:00~18:00
【場所】
cafeルノアール新宿3丁目ビッグスビル店会議室1号室
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13135918/
【参加者・定員】
読書メーター以外でも参加者を募集しています。
定員の10人は全体合わせた数字になっています。
【集合方法】
15:50~16:00 の間は店の前で課題図書を持って待ち合わせしています。
16:00 以降の場合はカフェの店員さんに「読書会です」と一声かけて直接1号室にいらして下さい。
【参加費等】
各自1品以上飲み物の注文をお願いします(\650くらい)。
それ以外の費用は特にありません。
読書会の後にご飯を食べに行くことがありますが、
そちらは任意参加で読書会とは分けて会計しています。
それではよろしくお願いいたします。
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