第6回 共楽Story Club
『インド夜想曲』を読む
第6回共楽Story Clubの課題本は、「インド夜想曲」です。暑いこの時期に暑いインドへと本を通じて旅してみませんか。イタリア文学を代表するアントニオ・タブッキによる不思議な世界を共に彷徨ってみましょう。名エッセイストとも、名翻訳者とも名高い須賀敦子さんの訳で読んでいきたいと思います。
<共楽Story Clubって何?>
主催のコニコです。共楽という言葉は、かつて日本に西洋の名画を集めた“共楽美術館”の実現を夢見た松方幸次郎(松方コレクションが今の国立西洋美術館の元)に因んで、共にすばらしい文学を楽しめたらという思いを込めて名付けました。
あえてStory Clubとしたのは、本をネタにして映画でも絵画でもいろいろなストーリーを語って欲しいから。読書好きの方も、本が読むのがちょっと苦手という方も、共に人が紡ぐストーリーを本を通して楽しく語りませんか?
<開催詳細>
日時: 2018年8月24日(金)19時~20時45分
場所:東京ウィメンズプラザ http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/
2階 第2会議室B
JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線 渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅 B2出口から徒歩7分
参加費: 1000円 (当日現金払い)
<課題本>
『インド夜想曲』(白水Uブックス)
著者: アントニオ・タブッキ 翻訳: 須賀 敦子
【内容紹介】
失踪した友人を探してインド各地を旅する主人公の前に現れる幻想と瞑想に充ちた世界。ホテルとは名ばかりのスラム街の宿。すえた汗の匂いで息のつまりそうな夜の病院。不妊の女たちにあがめられた巨根の老人。夜中のバス停留所で出会う、うつくしい目の少年。インドの深層をなす事物や人物にふれる内面の旅行記とも言うべき、このミステリー仕立ての小説は読者をインドの夜の帳の中に誘い込む。イタリア文学の鬼才が描く十二の夜の物語。
【著者紹介】
アントニオ・タブッキ
1943年イタリア生まれ。現代イタリアを代表する作家。主な作品に『インド夜想曲』『遠い水平線』『レクイエム』『逆さまゲーム』(以上、白水社)、『時は老いをいそぐ』(河出書房新社)など。2012年没。
<参加方法>
①課題本を事前に読んできてください。
②読書メーターのイベントサイトからお申し込みください。
*他の参加メンバーに商品等の販売・斡旋、読書会とは関係ないビジネスへの勧誘は行なわないでください。
<当日のスケジュール>
18時40分 受付開始
19時 読書会 自己紹介、グル―プ討議
20時45分 終了
☆いままでの課題本
第1回「ギヴァー」 第2回「わたしを離さないで」、
第3回「ゲド戦記1 影との戦い」 第4回「紙の動物園」
第5回「バーナム博物館」
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