2021年12月27日、米国の作家で弁護士、児童保護のエキスパートであるアンドリュー・ヴァクス氏が亡くなりました。
日本では『アウトロー探偵バークシリーズ』(早川書房)で知られています。
児童虐待と児童買春、小児性愛を告発し、児童の権利を守る最前線で常に活動する弁護士で、広く問題を社会に啓発するために、フィクションの形で作品を世に出した異色の作家でした。
彼と、彼の作品と、彼が生涯を通じて推進した活動に敬意を捧げたいと思います。これを機に、いまいちど、ヴァクスを読み直してみようという方、初めて読まれる方、かつて『ブルーベル』で涙した方、ヴァクスの作品について、語り合いませんか?
アンドリュー・ヴァクスの作品について。(Wikipediaより引用しています。)
◆文庫 ◇ハードカバー □未訳 (日本語訳はすべて早川書房より)
アウトロー探偵バーク・シリーズ
◆ フラッド (Flood)(1985年)
◆ 赤毛のストレーガ (Strega)(1987年)
◆ ブルー・ベル (Blue Belle)(1988年)
◆ ハード・キャンディ (Hard Candy)(1989年)
◆ ブロッサム (Blossom)(1990年)
◆ サクリファイス (Sacrifice)(1991年)
◆ ゼロの誘い (Down in the Zero)(1994年)
◇ 鷹の羽音 ( Footsteps of the Hawk)(1995年)
◇ 嘘の裏側 (False Allegations)(1996年)
◆ セーフハウス (Safe House)(1998年)
◆ クリスタル (Choice of Evil)(1999年)
◆ グッド・パンジイ (Dead and Gone)(2000年)
□ Pain Management(2001年)
□ Only Child(2002年)
□ Down Here(2004年)
□ Mask Market(2006年)
□ Terminal(2007年)
□ Another Life(2008年)
ノンシリーズ
◆ 凶手 (Shella)(1993年)
◇ バットマン 究極の悪(Batman: The Ultimate Evil)(1995年)
□ A Bomb Built in Hell(2000年)
□ The Getaway Man(2003年)
□ Two Trains Running(2005年)
短編および関連書籍など
● 「引き回し」〈夜汽車はバビロンへ EQMM90年代ベストミステリー〉
収録
● 「ヴェイルの訪問」〈ババ・ホ・テップ ジョー・R・ランズデール
現代短編の名手たち4〉収録 ジョー・R・ランズデールとヴァクスの
共著
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